煮終えた大根は水で冷まして露天で一晩寒さに当てます。今朝は−10℃くらいまで冷えたので朝見に行ったときにはカチカチになっていました。詳しい人曰く「初日に冷え込むことが重要」らしいので、条件としては絶好だったのではないかと思います(もちろん天気予報みてこの日を選んだんですけど)。
今日はこのあと紐を通して干す段取りなのですが、それはまた次回ということにしたいと思います。(めぐ)
月別アーカイブ: 2013年1月
凍み大根づくり 2
切った大根は鍋で煮ます。産直センターには大きな寸胴鍋があるので、一度にまとめて煮ることができて助かります。芯がなくなるくらいまでぐつぐつ煮込みますが、軟らかくなりすぎると吊るせなくなるので頃合いには注意が必要です。今日は小さく切ったもので25分くらい、大きいものは40分くらいかかりました。(めぐ)
凍み大根づくり 1
雪の下から掘り出した大根が少々余っていたので、今日は“凍み大根”づくりに挑戦してみました。
この“凍み大根”、寒い地域では保存食として昔から一般的に作られていたものらしいのですが、県外育ちの私は作り方も食べ方も知りません。ということで今日は干しものに詳しい農家の親父さんに来てもらって一緒にやってもらいました。
ということで凍み大根を作る手順を何回かに分けてご紹介したいと思います。まず最初にやることは、皮を剥いてから適当な大きさに切ることです。切り方は大根の大きさや用途によってさまざまなようですが、今回は縦に4つに切ったものと輪切り(大きすぎるのは半分に)でやってみることにしました。これらを大きな鍋で煮るんですが、それは次回に。(めぐ)
雪!
ちょっと更新が滞ってしまい失礼しました〜(>_<)
先週の金曜日〜土曜日の午前中くらいにかけて、当地では結構な量(40cmくらい)の雪が降りました。それまであまり降っていなかったので個人的には「まあなんとか許容範囲かな〜」という感じですが、ラ・フランスの枝はこんな感じで雪がたんまり乗っかっていました。天気予報をみる限りこの先それほどたくさんの雪は降らないようですが、まあできる範囲で雪降ろしに励みたいと思っています。(めぐ)
たらの芽
昨年12月28日に切り刻んで栽培を開始したたらの芽。あまり温度を上げずじっくり管理しているところですが、芽は小指の爪くらいの大きさ(ヘンな例えでスミマセン)まで大きくなってきました。出荷は1ヶ月後くらいの予定なのでまだまだゆっくり育てますが、とりあえずここまでは順調みたいでよかったです(^^)
切り刻まれてなお立派に成長していくたらの芽。毎年の事ながら成長力の強さに感心してしまいます。そしてこんな栽培方法を考えついた人にも毎年感心してしまいます。そんな私の主な担当は切り刻むところまでなので、実は栽培の細かいところはよく知りません(x_x;)でもときどきレポートしてみたいと思いますのでお楽しみに。(めぐ)
雪中キャベツ
今日は天気がよかったので雪の下の大根を少々掘ってきたのですが、ちょうどお隣の畑ではキャベツを掘っていたので、参考までにちょっと見せてもらってきました。そして話の流れで「ついでに掘ってったら?」ということになり、収穫も体験させてもらってきました。
私はキャベツを収穫するのも初体験だったのですが、思いのほか立派でシャキッとしたキャベツの登場に正直ちょっと驚いてしまいました(もっと外側の葉っぱとかグチャっとしてるのかと思ったんですよね)。一般に雪の下のキャベツは甘味が増すと云われています。私も一つ貰ってきたので食べるのが楽しみです(^^) (めぐ)
すごい雪!
今日はお米の配達で南陽→長井→米沢と回ってきましたが、米沢の積雪量がもの凄くてちょっと驚きました。ざっと見積もっても赤湯の3倍以上ある感じでしたし、昨晩から今朝にかけても40〜50cmくらい降ったそうです(赤湯は10cmくらい)。
写真は小野川温泉に近いほうの道路で、今冬初の“プチ雪の壁”を体験しました。ただ交通量は少ないので走るのは比較的ラクでしたね。一方市街地ではここまで雪は多くない気がしますが、混み入っている分雪の置場所がなく、雪で道路がガタガタな上に交通量もあるのでかなり走り難かったです。今日は各所で除雪・排雪作業がおこなわれていましたが、事故やケガが無いようお願いしたいですね。ん?南陽もいつ降るか分からないし他人事じゃないですね(^^;) (めぐ)
有機米部会の反省会
今日は(農)山形おきたま産直センター有機米部会の反省会に出席しています。
有機栽培では農薬を使わない分、技術と知恵と工夫(それらが充分でない場合は労力)で雑草や病害虫に対抗しないといけないので、有機栽培を実践している仲間との情報共有や意見交換がとても大切になってきます。今回の反省会では何名かに実践事例を報告してもらい、それを基に意見交換等をしました。除草のこと、カメムシのこと、初期生育のこと、肥料配分のことなど課題は多岐にわたりますが、みんなの経験を活かして来年度の米づくりの役に立てていければいいなと思います。(めぐ)
雪のなかでの運搬作業
今日は首都圏は雪で大変だったようですね。私も10年前まであちらに住んでいたのである程度想像がつきますが、馴れてない分ろいろ大変だろうなぁと思います。雪国で暮らしていればそれなりの備えがあるし、そもそも“雪に立ち向かっても敵わない”というある種の諦めがあるんですが、都会の生活ではなかなかそうもいかないですからね。でも、馴れてない方は無理しないことがいちばんなのかもしれません。
さて、雪国育ちでない私は大雪の日にはなるべく大人しくしているよう心掛けていますが、今日は肥料の運搬を頼まれていたので仕方なく雪道を運転してきました。運転に気を遣うことはもちろんですが、積み降ろしのフォークリフトを動かすためにいちいち除雪しなければいけない状況だったので、いつもよりはかなり手間取りました。どうしたって雪と付き合っていかないといけない環境下ですから、急がず焦らず無理をせず、事故のないようやっていきたいものですね。(めぐ)
雪の下の大根掘り 2
収穫して洗い終わった大根たちです。土から出ている首の部分が一度凍みてしまっているものもけっこうあり、市場に出荷するのは素人目にもちょっと厳しい感じがします。なので直売所等で「雪中大根」として並べてもらおうかと思っていますが、売れるかどうかちょっと楽しみですね。凍みた部分以外はぜんぜん問題なく食べられるし、いまは市場価格が高騰している(スーパーでは1本250円くらいで売られている)ところですから、値段次第でなんとかなるような気はするんですけど・・・。
今回の作業はほとんど「好奇心」から始まっているので採算面のことはあまり考えていませんが、仮に1本100円だったとすると100本で10,000円ということになります。収穫に関わる労力だけでも7時間程度(二人合計)かかりましたから、計算上“すごく儲かる!”という感じはしませんよね。今回私はその一端をかじっただけですが、農産物でも工業製品でもその「適正価格」というものについてもう一度よく考えてみる必要があるよなぁ、ということをあらためて感じました。デフレによる不況下ではあっても、継続してやっていけるだけの価格が維持されなければ全てが壊れてしまいかねません。この不況下ではどうしても安いほうを選択しがちになりますが、みんながちょっとづつ踏ん張ることを考えなければいけない時なのかもしれませんね。今回雪の下から大根を掘ってみて、大袈裟ながらそんなことを感じた次第です。(めぐ)