久しぶりに交流田んぼのビオトープを網ですくってみました。最初に登場したのはドジョウとフナ。ドジョウはたくさんいるだろうと思っていましたが、一発目からフナが入るとはちょっと驚きました(^^;)
ビオトープの魚たちはいつもアオサギなどに狙われています。なるべくなら自然に任せたいところなんですが、田んぼや水路に水がなくなるこれからの時期は集中攻撃を受けているような印象すらあってちょっと心配になります。今年は周辺にビオトープが増えたのでちょっとは緩和されるかな?という気もしますが、はたしてどんなもんでしょうかね(^^;)もうちょっと様子を見て、場合によっては鳥除けなども考えたいと思っています。(めぐ)
月別アーカイブ: 2011年9月
ヨメナ
キク科のヨメナです。シンプルだけどキレイな花ですよね(^-^)
春〜秋まで畦畔にはいろんな花が咲きますが、ほとんどは“草花”か“雑草の花(?)”的なもので、摘んで飾ろうと思うような花にはなかなかお目にかかれません。そういう意味でヨメナは特別な感じがするし、私以外でも刈らずに残してあげる農家はもけっこう多いようですね(^^)来年以降もまた姿を見せてほしいものです。(めぐ)
赤とんぼ
見えづらいと思いますが、稲穂に留まっている赤とんぼです。一週間くらい前からかなり数が多くなってきたので写真が撮れ次第載せようと思っていたのですが、この時期はまだ動きが早くてここまで延び延びになってしまいました(^^;)
赤とんぼが舞う中での稲刈りって、とても気分がいいものなんですよ(^-^)vうちはこれからですが、とっても楽しみですね(^^) (めぐ)
アカスジカスミカメ
今日田んぼの見回りしていたら、なんとつや姫の稲穂に留まるカメムシを発見しました!私は調査とかでは見たことがあったのですが、稲穂に留まっているところを見つけたのは今回が初めてでした。
これは「アカスジカスミカメ(赤筋霞亀)」という種類で、「アカヒゲホソミドリカスミカメ(赤髭細緑霞亀)」と並んで斑点米の原因となるカメムシです。6mmくらいしかない小さな虫なんですが、乳熟期の籾から玄米を吸汁し斑点米にしてしまうんです(>_<)
ただ私の田んぼではカメムシ被害を受けたことがないので、あんまり“憎たらしい”という感情はありません。ついでに言うとこの時期の籾はほぼ固まっているので、もう彼らは汁を吸うことはできないのではないかと思います。なので余裕をもって写真に収めてみました。ピントはズレてますけどね(^^;) (めぐ)
草刈り
稲刈り前の草刈りに精を出しています。
草刈りは田植え後、7月末〜8月上旬、稲刈り前の3回やるのが一般的なので、今回のが今年最後ということになります。毎年同じことをするのである意味“やっつけ仕事”なんですが、今年はちょっとした異変が・・・。夏前にうちの地域で離農した人が出て、今回からその人の田んぼの草刈りもすることになったのですが、2回目の草刈りをしていないので雑草が伸び放題なのです(>_<)伸びても大変倒れても大変な草刈り。定期的な作業の必要性を再確認した次第です。
でも、これからこういったケース増えてくるんだろうなぁ・・・。(めぐ)
豚の丸焼き
昨日は「豚の丸焼き」をおこないました。産直センター有志で毎年稲刈り前の“景気づけ”として毎年やっているのですが、今年も豚さんの美味しいお肉をいただいて稲刈りへ向けての英気を養いました。
ちなみにこの“丸焼き”。実際には丸焼きではなく、半身をくっつけて焼いています。身内のお祭りにしてはいろいろと大掛かりなことをやっていますが、みんなが楽しめるよう青年部スタッフを中心に頑張っています。(めぐ)
今日の交流田んぼ
心配していた台風15号。大平洋側の広い範囲に大きな被害をもたらしてしまいましたね。地震の被災地に追い打ちをかけるような台風になってしまいましたが、被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。
私たちが住む山形県は、幸運なことにほとんど被害なく済みました。台風がまだ遠い時期にたくさん雨が降りましたが、接近してからは雨も降らず風も吹かず、ラ・フランスもリンゴも無事でひと安心しています。田んぼもこの通り、ほとんど変わらずにいてくれました。果物も田んぼもこのまま収穫まで無事にいってほしいものです。
よく「山形は自然災害が少ない」と云われます。科学的に証明できるようなことではないと思いますが、住んでみると確かにそんな気はします。私はほとんど“偶然”な感じで山形に来ましたが、自然を相手にする仕事なのだからこれはすごくラッキーなことだったなと思います。自然災害が何時何処で起こるかは誰にも分かりませんが、“山形は四方の山に守られている!”という前向き思考でこれからも頑張っていきたいですね。(めぐ)
台風前の交流田んぼ
台風15号。この時間(午後9時17分)だいぶ本県に近付いているようですが、大きな被害をもたらさないことを願いたいと思います。
写真は今日夕方の交流田んぼです。今のところ倒伏せず頑張ってくれていますが、明日の朝もこのままの姿でいてくれることを期待したいですね。
最後に。これまで各地で大きな被害が出ているようですが、これ以上大きくならないことを希望します。速やかに大平洋沖に行ってくれー!(めぐ)
山形県の放射性物質検査
昨日、山形県による放射性物質検査本調査の結果が発表されました。県内231カ所から採取したサンプル全てで放射性セシウムは「不検出(20ベクレル以下を“不検出”だそうです)」。同日県内全ての新米出荷がOKになりました(山形新聞より引用)。個人的には“まず大丈夫だろう”と思っていましたが、何はともあれ嬉しく思います(^^)結果詳細は県のHPなどに公開されると思いますのでそちらをご参照願います。
置賜地方はまだほとんど稲刈りが始まっていないので出荷制限による停滞はほとんどありませんでしたが、これから普通に作業できることにひと安心しています。そしてこれから先の心配は「安心安全をきちんと消費者に伝えられるか?」ということ。国にも県にもしっかりその責任を果たしてほしいと思いますが、私たち自身も積極的にその役割を果たしていかなければと感じています。産直センターでも独自の検査結果が分かり次第HP等で公開する方針だそうなので、安心のプラスαとしていただければと思います。原発と放射能に関しては何を信じていいのか分かり難い状況ですが、農家直の情報のほうが信頼度は高いかと思いますんでね(^^;)
(めぐ)
アイガモ
田んぼから移動して1ヶ月半になりますが、まずまず元気に過ごしているようです。
彼らを囲っている柵内にはもともと雑草がびっしり生えていたのですが、移動後数週間でほとんどツルツル状態になってしまいます。餌は主に玄米を与えているんですが、やっぱり草や昆虫なども食べたいんでしょう。そこで時々雑草を刈ってきて与えるようにしています。自然に生えているのがいちばん良いとは思うけど、とりあえずはこれでガマンしてねf(^_^)
でも、彼らをうまく移動させながら管理できたらなあ…。田んぼ以外でも活躍の場がありそうだし、考えてみる価値はありそうですね。(めぐ)