昨夜からけっこう強い雨が降っています。田んぼに関しては「水稲」というくらいなので基本的にはあまり心配ないのですが、 今年は大量の藻で抑草している田んぼがあるのでちょっと心配になり、夜明けを待って見廻りをしてきました。
入水口と排水の確認&調整をしてきたのでとりあえずはひと安心。あとは雨が降りすぎないことを希望したいところですね。
月別アーカイブ: 2014年6月
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ドンキーの視察
生物相の調査
昨日と今日、山形大学農学部の人たちが私たちの田んぼの生きものを調べに来てくれました。
この調査は国が実施している生物相調査の一環だそうで、有機栽培が多い地区と慣行栽培が多い地区に棲む生きものがどう違うのかということの傾向を出すための調査なんだそうです。私は常に有機栽培が多い地域で仕事をしていますが、この差がはっきり現れるようなら面白いなと思っています。そして有機栽培の多面的な価値が少しでも広まってくれればいいなと思います。
今回調査に来てくれたのは山形大学農学部の佐藤先生と学生の皆さんでした。うち2名はインドネシアからの留学生さんでしたが、日本語ペラペラでちょっとお話しすることができて個人的には楽しかったです。また来てくれるそうなので、農家と学者でいろいろ話し合えたらいいなと思います。
イチョウウキゴケ
ヒエ
ミニカルチ
アメンボ号
芸工大生と
今日は東北芸術工科大学の学生さんたちが産直センターに来てくれました。
来てくれたのは企画構想学科“ボブ田中ゼミ“の皆さんで、田植え以来の来所になります。今日はプロジェクトについての話し合いが中心でしたが、田植えをおこなった田んぼの確認と簡単な生きもの調査も体験していただきました。田植えから約3週間経ちますが、大部分が藻と浮き草に覆われた無農薬の田んぼにちょっと驚いていたようです。農薬を使っている田んぼとは明らかに違うこの状態について学生さんからいろいろ質問を受けましたが、私の説明でそれなりに納得してくれたようなのでまずは安堵しています(^_^;)
ここまで稲の生育も雑草対策もまずまずいい感じにきているので、なんとかこのまま秋までいきたいところです。そして学生さんには無農薬ならではの田んぼの移り変わりを楽しみながら見てもらえれば嬉しいなと思いますね。