今日で8月も終わりですね。全国的に猛暑・酷暑といわれていますが、ここ置賜地方もとにかく暑い夏が未だに続いています。置賜地方は盆地なので毎年夏は暑いのですが、秋の訪れが早いというか、お盆を過ぎれば確実に秋の気配を感じられたんですけどね。今年は日が短くなったくらいでほとんど夏のまんまです。それと、こっちは昼間は暑くても夜は涼しくなるものなんですが、今年は夜も暑いままの日が多く、やたらと寝苦しかったです。やっぱり「地球温暖化」なんでしょうね。なんとも不気味な感じがします。
と、ひと通り猛暑をボヤいたところで稲作の話へ。今年は苗出しした後に大雪が降るなど春先からおかしな天気が続きました。ですがそのほとんどは「冷夏」を感じさせるもので、気象関係の予報も私達自身も「今年はかなりの確率で冷夏」を想定していました。あんまり肥料入れとくと危ないぞ、とか、追肥は早めに切り上げよう、とか、そんな話もけっこうマジメにしてたんですよね。
実際6月末頃までは低温傾向だったので、その後の「暑い夏」は基本的に歓迎だったのですが、まさかお盆過ぎてもこれだけ暑い日が続くとは・・・。初めての経験だけにいろいろ苦心しながら田んぼを見守っています。
例年なら溝切り・中干し後は間断かん水(数日おきに水をかけたり乾かしたりすること)くらいの管理しかしないのですが、今年は高温対策で水を溜めたりしています。九州などでは高温による芯白で一等米比率が下がっているという記事を読んだことがありますが、東北でもそんなことが起こるのではないかとかなり心配になります。天気予報によるとあと一週間以上暑い日が続くそうですが、あんまり水を溜めておくと田んぼが軟らかくなっちゃいそうだし、まだまだ苦労しそうな感じです。田んぼの稔り自体はいいんですが、やっぱり自然が相手、一筋縄ではいかないようです。稲刈りまでもうひと踏ん張りですね。
ずいぶん長く書いてきましたがもうひとつだけ。
このブログに何度か登場していた子猫ちゃんたち。私が帰省している間に居なくなってしまったのです。こっちの人に餌も水も頼んでいたし、ブドウ出荷の人たちにも毎日可愛がってもらっていたのですが・・・。聞く範囲では事故に遭った様子もないし、誰かが連れていって飼ってくれているのかな、などと思っています。初めてきちんと世話したにゃんこたちだったので、個人的には悲しいんですけどね・・・。ということで、ブログではひと区切りといたします。何処にいても、元気に育つんだぞー。(めぐ)