今日はハロウィンですね。お化けカボチャと仮装パーティーのイメージが強いですが、元々は秋の収穫に感謝するためのものだったそうです。
ということで農業に携わる者として素通りはできないと思い、ちょこっとだけハロウィン気分を味わってみました。まあ洋菓子屋さんさんでこんなの買って食べただけなんですけどね(^_^;)
月別アーカイブ: 2014年10月
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作業手袋
読書週間
最後の稲刈り
楽だ君
カメ抜き
ちょっと更新を怠ってしまい申し訳ありません(^_^;)
さて、なんだかんだで稲刈りもほぼ終わり、いまは籾すり→検査→出荷という段階に入っています。
検査では玄米の品質をチェックして等級付けしていく訳ですが、そこで問題になってくるのがカメムシによる被害粒です(写真上)。等級が下がれば買い取り価格も下がってしまうので農家にとっては悩ましいところなのですが、被害粒が多くて等級が下がってしまいそうなものは色彩選別機(写真下)で被害粒を取り除く作業をしてから検査を受けたりしています。
色彩選別機(色選機)と呼ばれる機械はかなり前からあるのですが、3年くらい前に登場したこのタイプの色選機は飛躍的に能力が向上していて、1時間に20~30俵のペースでカメムシ被害粒を取り除くことができます。ただでさえ小さな米粒から被害粒だけを取り除く技術があることだけでもかなり凄いと思いますが、こんな早さで選別できるなんて最初見たときは驚愕してしまいました。日本の技術って凄いですよねー(^_^;)
この色選機が普及すれば躍起になってカメムシ防除をする必要もなくなる訳ですし、環境や生きものを守るという視点から国には色選機の普及を促す施策を講じてほしいと個人的には思いますが、どんなもんなんでしょうね?