月別アーカイブ: 2014年10月

ハロウィン


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今日はハロウィンですね。お化けカボチャと仮装パーティーのイメージが強いですが、元々は秋の収穫に感謝するためのものだったそうです。
ということで農業に携わる者として素通りはできないと思い、ちょこっとだけハロウィン気分を味わってみました。まあ洋菓子屋さんさんでこんなの買って食べただけなんですけどね(^_^;)

作業手袋


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この時期は籾すりや色選など30kg玄米袋を扱う作業がたくさんあります。その際私は滑り止めのゴムが付いた作業用手袋を着用しますが、扱う数が数だけにどうしても傷みも早くなってしまいます。重いものを持つとき、ゴム付きの手袋は楽だし作業性も良くてとても重宝しているんで、耐久性の向上とかあまり贅沢なことは言えませんけどね(笑)ちなみにこの秋ですが、いま4つ目の手袋を使っています(^_^;)

読書週間


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今日から「読書週間」らしいですね。私は比較的本を読むほうだと思っていますが、この秋はこんな本を読んでいます。
まずは左側の「猟師の肉は腐らない」という本。方言丸出しの文体が都会人にはちょっと読みにくいかもしれませんが、いちいち先人の知恵に驚かされるなかなかに面白い本だと思います。
そして右側の「物を売るバカ」という本。なかなか挑戦的なタイトルですが、ブランディングについて興味深いことがたくさん綴られています。私たちがすぐにできそうなアイデアもあって、今後に役立ちそうな本だなと思いながら読んでいます。
「読書の秋」、今年は何冊読めるかな?

最後の稲刈り


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今日は今年最後の稲刈りでした。雨や台風の影響もあって予定より5日くらい遅れてしまいましたが、田んぼもあまりぬからず最後まで気分よく刈り終えることができました。この先も籾すり→出荷とまだまだ仕事は続きますが、まずはひと区切りな気分ですね。

楽だ君


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一般にお米の出荷は30kg玄米袋でおこないますが、30kgの玄米袋を何度も何度も持ったり下ろしたりするのはけっこう疲れます。そんなときに便利なのがこの「楽だ君」。玄米袋を乗せると腰の高さまで持ち上げてくれるので、腰の悪い人とかはかなり重宝しているようです。私はまだ腰は悪くないのでこの機械のお世話にはなっていませんが、いずれお世話になる時がくるんでしょうね(笑)

カメ抜き


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ちょっと更新を怠ってしまい申し訳ありません(^_^;)
さて、なんだかんだで稲刈りもほぼ終わり、いまは籾すり→検査→出荷という段階に入っています。
検査では玄米の品質をチェックして等級付けしていく訳ですが、そこで問題になってくるのがカメムシによる被害粒です(写真上)。等級が下がれば買い取り価格も下がってしまうので農家にとっては悩ましいところなのですが、被害粒が多くて等級が下がってしまいそうなものは色彩選別機(写真下)で被害粒を取り除く作業をしてから検査を受けたりしています。
色彩選別機(色選機)と呼ばれる機械はかなり前からあるのですが、3年くらい前に登場したこのタイプの色選機は飛躍的に能力が向上していて、1時間に20~30俵のペースでカメムシ被害粒を取り除くことができます。ただでさえ小さな米粒から被害粒だけを取り除く技術があることだけでもかなり凄いと思いますが、こんな早さで選別できるなんて最初見たときは驚愕してしまいました。日本の技術って凄いですよねー(^_^;)

この色選機が普及すれば躍起になってカメムシ防除をする必要もなくなる訳ですし、環境や生きものを守るという視点から国には色選機の普及を促す施策を講じてほしいと個人的には思いますが、どんなもんなんでしょうね?

トノサマガエル


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稲刈りしてた田んぼで見つけました。もうかなり寒くなってきているのでトノサマガエルは冬眠しちゃったと思っていましたが、たまたま見つけることができてラッキーでした(^-^)でもこれが今年の見納めかもしれないですね。