月別アーカイブ: 2011年5月




つや姫とひとめぼれの苗です。ともに4.5葉期な感じです。この時期になると上に伸びすぎることが問題になってくるのですが、今年の苗はかなりコンパクトに成長してくれています。これなら6月入っても大丈夫そうだし、ちょっとホッとしているところです。

さて、うちの田植えなんですが、じつはまだほとんど手付かずの状態です。毎年5月も25日を過ぎてから植え始めるので元々世間様より遅いのですが、今年は急な事情から田植えができなくなってしまった人の田んぼから植え始めているもので、まだ自分たちのところは手付かずなんですよね(^^;)こちらもだいたい目途はついたので、これからは自分たちのところを集中的に頑張っていきたいと思います。田植え機2台フル回転だな、こりゃ。

ちなみに毎年田植えは6月10日くらいまでかかるのですが、今年の目標は13日くらいでしょうかね。有機稲作は「村いちばんに種をまき、いちばん最後に田植えする(時間をかけてしっかりした苗を育てて植える、という意)」などと言ったりもします。遅くなりすぎれば茎数確保は難しくなってきますが、今年はこの格言(?)通りに頑張ってみたいと思います。(めぐ)

サクランボのビニール張り




これは昨日撮った写真ですが、サクランボのハウスに雨除けビニールを張る作業が始まっています。

この作業は風があるととにかく大変になる(というか危険!)ので、早朝の風が凪ぐ時間帯を狙って作業します。ということでこの時期は毎日超早起きになります。気象条件に左右される作業なので早起きしてもできない日もありますが、これを終わらせないと収穫どころではありませんからね。田植えと同時進行で肉体的にはとにかくハードな日々が続きますが、ここを乗り切って豊作を迎えたいと思っています。

でも明日は雨で中止っぽいなぁ・・・。(めぐ)

ブルーベリーの花




ブルーベリーの花がたくさん咲いています。小さくて可愛らしい花ですね。これらがすべて実になる予定ですが、これから美味しく実ってくれることを期待したいと思います。

今年は雪で折れてしまった枝が多いので、全体の収量はちょっぴり減ってしまいそうな感じがします。積雪地帯の難しいところでもあるのですが、ある程度木が成長してきた今、うまく枝を護ってあげる方策を考えていく必要がありますね。(めぐ)

サクランボ




今日現在、パチンコ玉をふた回りくらい大きくしたサイズです。収穫まであと約1ヶ月、順調に成長していってほしいものです。

うちでは明日から雨除けビニール張りを始める予定です。作業は風がない時間帯ということで朝5時〜7時まで、ということでかなりの早起き生活が始まります。順調にいって約10日間。風や雨の時はできないので、とにかく天気が安定してくれることを願います(もしくは予報段階で100%雨とか)。

早朝作業に田植えが重なる一年でいちばんハードな時期ですが、なんとかケガ・病気などに遭わずなく乗り切りたいものです。(めぐ)

広報紙




おきたま産直センターがある南陽市漆山地区には「おりはた環境保全協議会」という農地・水・環境保全向上対策の団体があるのですが、今回はそこで発行している広報紙を紹介したいと思います。何故って?そりゃあ私が作っているからですよ(笑)

今年の第一号は6月1日配布予定(当該地区約800戸)で、紙面はお知らせ事項を中心にこんな感じです。次号以降でイベント告知や活動報告、それに地元に伝わる話(おりはた地区は民話「鶴の恩返し」の舞台として有力といわれている)等について書いていければいいなと思っています。

これからの時期は農作物で非常に忙しくなってきますが、より多くの人が関心を持ってくれるような紙面作りを目指していきたいと思います。あっ、ちなみに年4回の発行を目指しています、はい。(めぐ)

浮き草とアマガエル




交流田んぼのビオトープはどういう訳か毎年浮き草(コウキクサ)が大繁殖します。今年も気温・水温の上昇とともにこんな感じになってきました。田んぼのほうでこうなってくれれば抑草も楽なんですが、どういう訳かこちらはさっぱり・・・。どうにかならないものかと思案する今日この頃です。

そして浮き草の上に佇むアマガエル。かなり同系色で見つけにくい感じだし、これなら餌取りにも困らなそうですね。(めぐ)

つや姫の苗




苗代にあるつや姫の苗です。予定より若干遅れ気味ですが、ほぼ4.0葉期まで成長してきました。あと5日くらいで植え頃(成苗)になりそうです。うちの田植えが本格的になるのは27日頃からなので、なんとか間に合いそうな感じですね(^^;)

ちなみにつや姫はコシヒカリより12cmくらい丈が短いそうですが、苗も今のところコシヒカリより短くなっています。特性なのか偶然なのか分かりませんが、今年初めて植えるのでこの先の成長がちょっぴり楽しみです。(めぐ)

アジュガ




交流田んぼの畦畔でアジュガが咲いています。このアジュガ、畦畔のグランドカバーを目指して2007〜08年に植えたものの生き残りなんです。植える密度や管理に問題もあってグランドカバーとしてはうまくいきませんでしたが、毎年ところどころで顔を見せてくれます。

ロクな管理をしなかったことへの反省と、そんな中でも生き続ける生命力の強さと。毎年いろいろなことを思い出させてくれるアジュガですが、雑草に負けずまた来年も顔を出してほしいものです。(めぐ)

苗比べ




今日の夜は産直センターの運営委員会です。いろいろな事を話し合う会議なんですが、会に先立ちそれぞれ持ち寄った苗の比較検討をしています。

それぞれが持ち寄ったものなので播種時期も管理方法もまちまちですが、見ての通り成長具合もずいぶん違いますね。他人の苗代を見る機会って意外と少ないし、いい勉強になりますね。ちなみに黒っぽいのは黒米の苗です。(めぐ)