有機栽培の雑草対策のひとつに「紙マルチ」があります。
「紙マルチ」とは、その名の通り紙を敷きながら苗を植え付ける方法のことです(写真参照)。この方法の良さは、何と言っても手間をかけずに安定した抑草効果を得られることですね。一方問題点としては専用の田植え機が必要なこと、固定コスト(紙代)がかかること、それに紙が重たいことでしょうか。
私たちは「生物多様性を生かした有機栽培」に取り組んでいるわけですが、まだ現状では紙マルチに頼らなければならない部分も少なからずあります。まあ、いろいろと模索し、苦労しながら頑張っている、ということですかね(^^;)
ちなみにこの紙は50日程度で溶けるので、秋の作業には全く支障がありません。(めぐ)