月別アーカイブ: 2009年12月

年末!




餅つきの時期になりました!世間では餅つき機というハイテクな(?)機械を使っているようですが、我が家ではちゃんと臼と杵でつきます。機械と臼杵でついた餅は違うらしいですね〜。機械の餅を食べたことがないので分かりませんが…(^^;)

それでは皆さん良いお年を〜(^-^)/~~

哲and智のテツ

年の瀬にあたり




さて、いよいよ2009年も終わりですね。今年もなんとかブログを続けてきましたが、飽きずにご愛読いただいた皆様には心より御礼を申し上げます。

さて、おきたま産直センターが生きもの調査を始めて4年、ブログを始めてからは2年半が過ぎました。個人的な話では、私は山形に来て7年になります。当初私は米づくりをすることだけを目的にしていたので、正直自分がこんな事をやるようになるとは全く想像していませんでした。でも、自分がやっている米づくりや考えていることを広く発信するということは予想以上に楽しく、やりがいのあることだったなと今では感じています。来年は私以外のスタッフもより投稿し易くなるような方策を練り、より雑多(?)なブログにしていきたいと思いますので、今後ともお付き合いいただければと思います。

一方で本業である農業はといえば、専業農家ですら経営が厳しいと言われる昨今、余所から来た私はその最先端に居るのかな?という気がしないではありません。状況は楽ではありませんが、なんとか有機栽培技術と環境保全型農業を軸に乗りきりたいものだと考えています。

さてさて、ちょっと個人色が強くなってしまいましたが、今年の最後は交流田んぼの写真で締めたいと思います。だいぶ雪が溶けて、かなり「雪みず田んぼ」な感じに見えますね。年末年始は大雪だそうですが、生きものたちには雪の下で地道な活動を続けてほしいものだと思います。

それでは皆様、よいお年を。

(隊長)

たらの芽




集めてきたたらの芽(木)は、節毎の芽があるところを(矢印部分)目安に刻みます。これを箱に並べて栽培するわけですが、その様子は来年ということで。

写真のように木の長さや太さは様々ですが、全体的に昨年よりふた回りくらいは大きくなっているように思います。大きいほうが立派なものが採れそうな気がしますけど、果たしてどのように成長していくんでしょうかね。(めぐ)

テレビ


いまテレビを見ていたら、テレビ朝日系(山形は山形テレビ)の「お試しかっ!」の帰れま10(メニューの人気上位10品を全て当てるまで食べ続け、帰れないという企画)でハンバーグレストラン「びっくりドンキー」が出ていますね。新聞のテレビ欄によると、一般投票によるやって欲しい店1位vs2位とのこと。並み居る外食チェーンの中で1位or2位なんてすごいですね。びっくりドンキーに出荷しているうちのお米もついでに褒めて欲しいなぁ、なんて思いながら見ています。これを機にお米の消費まで増えてくれれば言うことなしなんですけどね。

22時までの放送らしいので、興味のある方はぜひご覧ください。ちなみに相手はミスタードーナツです。(めぐ)

たらの芽(木)収穫




昨年もこのブログで取り上げましたが、今年も冬仕事でたらの芽を栽培する予定なので、不定期にレポートしてみたいと思います。

まずは畑からたらの木を採ってきます。今年は先に雪が積もってしまったので、こんな状況での作業になってしまいました。葉っぱ(というか枝)が落ちてしまうとただの棒のようですが、かなり強烈なトゲがあって扱いはなかなか大変です。木自体は昨年よりかなり太く(大きく)成長していて、去年よりも立派なたらの芽ができそうな気がします。(めぐ)

ラ・フランスと雪 2




そして、重さに耐えられなくなると、最悪の場合はこんな感じになってしまいます。

雪が断続的に降り続くとまずは生活圏の除雪を優先しなくちゃならないので、どうしても畑は後回しになってしまいます。ですが、こんな光景はあんまり見たくないですからね。忙しくて寒いなかでも頑張らないといけませんね。(めぐ)

ラ・フランスと雪 1




先週はかなり雪が降りましたが、ラ・フランスの枝にもたくさん積もってしまいました。なるべく手が回る範囲で下ろすようにはしていますが、けっこう折れてしまったところもあるようです。雪が少ない年はこういった苦労はないんですけど、多い年は「雪を除く」ということだけのためにかなりの重労働を強いられることになります。

この写真はまだ折れずに持ちこたえているところですが、かなり重そうな感じはしますね。(めぐ)

アイガモ




いよいよ明日お別れです(T_T)

今年も電気柵のおかげで無事に守ってあげることができました(この先のことを考えると偉そうには言えませんけど…)。そして、アイガモの田んぼで収穫したお米が食味鑑定コンクールで2年連続金賞受賞。昨年の先輩たちに負けずよく頑張ってくれたと思います。

今年もいろいろとありがとな。お疲れさまでした。(めぐ)

つや姫




昨日の新聞(某全国紙の山形面)に、「つや姫生産者2573人認定(2010年産)」という記事が載っていました。山形から有望な新品種がデビューするのは多分「はえぬき」「どまんなか」以来。私が米づくりに携わるようになってからは初めてなので、今後どのようになっていくのかとても興味深いところです。

つや姫は生産者を限定して高品質を維持するという方針で、その基準は「県が定めた栽培適地内であること。地域の平均以上の経営規模、特別栽培以上での栽培管理、など」だそうです。今回認定された2573人の方(産直センターの組合員も何人か作付けします)には、「コシヒカリを越える米」というつや姫の販売コンセプトならびにブランドイメージ確立のために頑張っていただきたいところですね。

ちなみにこの記事を読んで私が思ったこと。「栽培希望者2659人に対して認定者2573人!?ほぼスルーじゃん(認定率約97%)」。

たぶん応募の段階で既に線引きしていたんでしょうから、私の感想は的を得ていないんだとは思いますが・・・。ちょっと気になります。(めぐ)

交流田んぼ




一面真っ白になってしまいました。こうなると「雪みず田んぼ」かどうかなんて全然分かりませんが、雪の下で生きものが地道に活動していることを期待したいと思います。

ちなみに穴があいているように見える場所がビオトープになります。ちょっと水の流れがあるだけで違うものですね。(めぐ)