今日は大晦日。あと数時間で今年も終わりですね。今年もこのブログをご覧いただきありがとうございます(^^)
今年は東日本大震災抜きには語ることができない一年となってしまいました。多くの悲劇を生みだしてしまった大地震と大津波。そして目に見えない恐怖を広範囲にばらまき、長期的に不安を与え続けるであろう原発事故。そんな中で比較的被害が軽微だった山形県は、隣県である福島、宮城両県への“支援基地”としての役割を担った訳ですが、あらゆる場面で「ふつうであること」の有り難さを思い知らされました。復興への道のりは長く嶮しいものになるでしょうが、粘り強く頑張っていきたいものですね。
農業について言えば、やはり放射性物質の影響がかなり心配されました。幸い私たちの農産物はすべて不検出という結果だったのですが、頑張って作物を育てても自分たちではどうにもできない事態が起こってしまっている現実に気持ちは複雑です。来年以降、事態が悪くならないことを願うばかりです。
そして環境と生きもののこと。すべてを無に帰すような放射能汚染を目の当たりにして「無農薬や生物多様性が何になるんだろう?」と自問した時期もありました。でも、ウソ偽り無い自然や生きものたちの姿だからこそ伝えられることがあるはずです。そう考え、これまで通りの活動を続けていきたいと思っています。参加型のイベントもありますので、機会があればぜひ置賜までお越しいただきたいと思います。
で、最後に私のこと。私はIターンの新規就農で山形に来ましたが、そろそろこっちに所帯を構えたい(^^;)いつも書き言葉が「私」なので「女性なの?」とか言われたりすることもあるんですが、ちゃーんと男ですよ!お婿さんでもOKですんで皆さん宜しくお願いします!ぜひお世話を焼いてください!
ということで、皆さま今年も本当にお世話になりました。来年が幸多き年となることを願い、年末のご挨拶とさせていただきます。それでは皆さまよいお年を!(めぐ)