月別アーカイブ: 2008年11月

J1昇格!!


今日の愛媛戦に勝利し、モンテディオ山形の来期J1昇格が決定しました!何はともあれおめでとうございます。パチパチパチパチ(^^)v

私は山形に来て6年目なんですが、正直昨年までJ1に上がれそうな気配を感じたことはありませんでした。今シーズンも実績ある選手の補強はほとんどなく、大分を昇格させた実績を持つ小林監督招聘が一番の補強かなぁ、なんて思っていました。しかししかし、今シーズンの小林監督の手腕はホントに素晴らしかったですね。(テレビ等で見た限り)常に受け答えが堂々としていて、いつも自信に溢れているようでした。そんな監督の元、若手が次々と頭角を現し(特に豊田、長谷川の若手大型FW)、降格組の広島には歯が立たなかったもののそのほかのチームは圧倒していたように思います。成長しながら勝つ!まさに理想的なシーズンだったのではないでしょうか。

さて来年ですが、豊田も長谷川もこれだけ成長して活躍しちゃうとレンタル元が放っておかないでしょうね。戦力的にはなかなか難しいんでしょうが、名将小林監督の元、一丸となって頑張ってほしいなと思います。私はまだ数回しか観戦したことはないんですが、頑張ってモンテの応援をしたいと思います。

最後に、正GKの清水選手は我が母校(市立松戸高)の後輩なんです。うちの高校出身のプロ選手なんてたぶん彼だけ。同じ山形の地で活躍していることをとてもうれしく思います。山形に市松OBなんてほとんど居ないだろうし、こんど差し入れでも送ってみようかなと思っています。ぜんぜん面識はないんだけど、やっぱ迷惑かな?(めぐ)

アイガモ




いよいよ明日旅立ちの日を迎えます。毎年旅立ちの日が近づくと色々なことを想うのですが、今年はとくに感慨が大きいような気がします。

まずはここまで完全に外敵から守ってやれたことが嬉しいですね。毎年毎年アイガモには可哀想なことをしてきましたし、我々も哀しい思いをしてきましたから。

それと、地元保育園児による放鳥に始まり、生きもの調査等での見学会など、多くの人が携わった田んぼのお米でコンクール金賞を獲れたこと。これもやっぱり嬉しいです。賞を目指してやっていたわけではないですけど、アイガモを見に来てくれた多くの方にいい報告ができますし、我々にとっても今後への大きな励みになります。まさにアイガモさまさまですね。


さて、いま「ブタがいた教室」という映画が上映中ですね。私はまだ観ていないのですが、たぶん今の我々の心境と似ているのかなぁと勝手に思っています。観たら号泣必至なんでしょうね。

最後になりますが、アイガモくんたちへ。「おつかれさま。ありがとな」。(めぐ)

お疲れ様でした




今年の米検査がほぼ終わりました。今年は新たなメンバーも加わり、私を含めた他の検査スタッフへの良い刺激になったと思います。作業効率より精度が求められるのがこの仕事です。おきたま産直センターの場合、検査証明の他にも有機栽培や特別栽培の表示も関わってくるので、注意して確認作業を行わなければいけません。今後も、より高い意識を持って、検査業務に取り組んでいきたいと思います。

さて今年の米ですが、多少青死米の混入が見られるものの、昨年のようなイモチ病の影響も少なく、品質は全般に良好でした。これは数値としても現れており、置賜の1等米比率は約95%だそうです。例年こんな感じなら検査も楽なんですけどねぇ。

写真は玄米袋の検査証明欄に押す等級印(上から1等・2等・3等・規格外)です。

コーカサスキリンソウ




ワインレッド?色の厚みある葉をもった珍しい花(草?)です。飯豊町の花農家、Kくんからもらってきて植えてみました。

「多肉植物(サボテンみたいな感じ)だからあまり湿気あるところは向かないっすよ」という話だったので、田んぼ周りのほとんど砂利道みたいなところに移植。夏の終わり頃植えたのですが、今のところは元気なようです。耐寒性はかなりあるようなので、このまま着実に根付いてほしいものです。

ちなみにこの色のコーカサスキリンソウは「ドラゴンズブラッド(竜の血)」と呼ばれているそうです。中日ドラゴンズの熱烈なファン、峰竜太さんに教えてあげたくなるようなアイテムですね。

ところで飯豊町のKくんは、珍しいというかマニアックというか、そういうアイテムをけっこう持っています。ときどき分けてもらって田んぼ周りに植えていますが、何年かしたら、珍種ばかりのすごい花壇が出来上がっているかも知れませんね。(めぐ)

ふゆみず田んぼ




秋代をおこなった交流田んぼですが、昨夜からの雨ですっかり「ふゆみず田んぼ」状態になりました。

この時期、基本的には水路に水は流れないので、これからも湛水は天気次第ということになります。でもこれくらい溜まってくれればしばらく大丈夫そうですね。(めぐ)

秋代




昨日交流田んぼの代かきをしました。この時期の代かきは雨水(雪融け水)頼みなので、予定よりちょっと遅くなってしまいました。いままでやってきた湛水と秋代湛水、どのような違いが現れるのか楽しみですね。いい方向での変化を期待したいところです。

それにしても・・・。この時期に代かきをしている人なんてここら辺にはまず居ません。好奇の眼差し?それとも軽蔑?そんな視線を感じながらの作業はけっこう恥ずかしかったりします。なんとか目に見える成果を挙げて、来秋には温かい眼差しを向けていただけるようになってみたいものですね。(めぐ)

食味鑑定コンクール




コンクール2日目。昨日の総合、品種部門に引き続き、今日はカレーに合うお米の審査がおこなわれました。カレーに合うお米、というのは世界初(たぶん)の試みらしく、審査員のみなさんもより真剣度がUPしていたように思います。

私自身は「カレーに合う」という観点で米作りをしたことがないのでこの審査には少々驚きましたが、こういう観点から試してみるのも面白いような気もします。

今回我が青年部の渡沢寿くんが品種部門の金賞を獲得しました(有機栽培ひとめぼれ)。青年部から受賞者がでたのは初めてですし、それが地元開催だなんて、なんだか出来すぎな気すらします。追って写真や本人のコメント等を掲載したいと思いますのでお楽しみに。(めぐ)

米・食味鑑定士協会:第10回米・食味分析鑑定コンクール国際大会:ノミネートリスト

食味鑑定コンクール




昨日、今日と、地元南陽市のえくぼプラザで開催されていて、産直センターからもお手伝いスタッフが数名参加しています。初日は大入り満員な感じで、大盛況でしたね。

産直センターからは綜合部門と品種部門に一品ずつノミネートされていて、両方ともめでたく金賞に選ばれました。今日は表彰式などが予定されていますが、楽しみですね。(めぐ)

米・食味鑑定士協会:第10回米・食味分析鑑定コンクール国際大会:ノミネートリスト

塞馬




これまた冬仕度の光景です。

雪はまんべんなく降り積もっていきます。道も田んぼも溝も区別を無くしていきます。「あぁ美しい。」なんて言って終われば世話はないのですが、車の運転は不可欠。そこでこの道沿いに立てられた「塞馬」が我々を導いてくれます。除雪車もこの「塞馬」を目安にしているようです。

と、ここまで「塞馬」、「塞馬」と書きましたが、これの名前って本当に「塞馬」だったかな?と一抹の不安。「道の脇に立ってる棒っ杭」って書いた方が間違いなかったかな?こば

生きもの調査 シンポジウム




今日は「第5回 田んぼの生きもの調査全国シンポジウム」に参加してきました。

去年までは調査方法や実践産地の報告などが中心で、それを刺激にして私たちも頑張ってきました。しかし今年はラムラール条約を巡る世界の動きや生物多様性指標の発表など、生きもの調査が次のステージに移行しつつあることを感じさせる内容でした。

私たちはいままで「技術」「環境」「情報発信」を3本柱に生きもの調査に取り組んできました。その方針は今後も変えるつもりはありませんが、次のステージにも乗り遅れないように、よーく考えながら頑張っていきたいなと思います。

写真は開会の挨拶をするNPO生物多様性農業支援センターの原理事長です。遠くて全然分かりませんね(><)(隊長)