月別アーカイブ: 2009年9月

秋の草花 2




秋の花と言えば菊を思い浮かべる人も多いかと思いますが、田んぼの畔でも菊の花を見つけることができます。

この花はたぶんヨメナですね。昔から春に若菜を摘んで食べられていたんだそうですが、摘んでいたのがお嫁さんだったから「ヨメナ」なんだそうです。そんなんが名前になるの!?なんて思ったりもしますが、それほど一般的に食べられていたということなんでしょうかね。ウソのような話ですけど、図鑑に書いてあるくらいなのでたぶん間違いないと思います、はい。(めぐ)

秋の草花 1




周りの田んぼではぼちぼち稲刈りが始まりました。うちはまだ始めていませんので、草刈りのときに見つけた花を何種類か載せてみたいと思います。

まずはこれ。5mmくらいの小さな花ですが、先端だけが淡紅色できれいですね。図鑑で調べてみた結果、タデ科のミゾソバだと思われます。名前の由来も調べてみましたが、「よく溝に生えていて(花が)ソバに似ているから」という説が有力なようです。そう言われれば、確かに溝の側でよく見かける気はしますね。

ちなみに葉っぱの形や模様から「ウシノヒタイ」という別名があるそうです。(めぐ)

天地人紀行3






1や2で紹介した長谷堂城は、天然の山を利用した要害であり、上杉軍の攻撃から15日間守り抜きました。

建物はもうありませんが、400年近く経った今でも帯曲輪の跡や土塁の跡、険しく曲がりくねった細い道など、当時の面影があり、天守閣がある城とは別の趣を感じることができます。

尚、長谷堂の合戦については、27日の「天地人」を御覧あ〜れ〜。


また、題名の数字と写真の向きの間違いに大変失礼致しました。

深くお詫び申し上げますm(__)m
(無事修正されました)

伝吉茂吉

天地人紀行2






幅の狭い艶のある葉っぱが「シャガ」と呼ばれる植物です。

この植物は、長谷堂城址に群生しており、大変急な斜面を覆っています。

何の変哲もない植物に見えますが、敵の攻撃に対し優秀な盾となります。

葉はツヤツヤしてとても滑りやすく、滑った兵士がシャガを掴むと浅根なのでそのまま抜け…。

敵兵はとても登りづらい!と言う効果を持ちます。

長谷堂城は山城であり、山城は見通しや焼き打ちの危険性から樹木はほとんど取り払われていたそうです。

当時から残る数少ない植物のシャガ。

ロマンを感じますね。


伝吉茂吉

天地人紀行1






豊かな田園風景です。


「出羽の関ヶ原(?)」と言われる長谷堂の合戦で、山の中腹(矢印辺り)に直江兼続の本陣があったとされています。

写真は長谷堂城址から撮影しました。

長谷堂城址から直江本陣までの距離は約1キロ。

当時から水田が広がっていて、進軍にはとても苦労したようです。


伝吉茂吉

菜食




田んぼから引き上げて以降アイガモの主食はお米だったのですが、お米だけではやっぱり飽きるんでしょうね(というか栄養バランスの問題!?)。刈り倒した草をあげるとすごい勢いで食べます。

今年は比較的広い場所を準備したつもりでしたが、地面の草は食べ尽くしているし、まだまだ狭かったようですね。ときどき草を差し入れしようと思います。(めぐ)

草刈り機




稲刈り前の草刈りに追われる今日この頃ですが、今回はちょっと特殊な草刈り機のご紹介です。

この草刈り機はトラクターの後ろに取り付けるタイプのもので、トラクターを微速で進めながらアームを調整して草を刈っていきます。この機械の良さは、

?暑い時でもトラクターの冷房の中で操作できる。

?広い面積でも延々と作業していられる。

?高さのあるのり面(斜面)を刈るのは人力では大変だけど、この機械だとかなり楽。などなど。

トラクターが入れない所はもちろん刈れませんが、かなり作業は楽になりましたね。

草刈りはけっこう重労働なので、いかに効率良く楽に作業をしていくかが重要になってきます。とくに高齢化が進み担い手が減っている農村にとって、草刈りは大きな負担になりつつありますからね。そういう面でもこの機械には頑張ってもらいたいと思います。(めぐ)

渇水!




おっと、交流田んぼのビオトープに水がない!

前ネタでビオトープの生きものを扱っておきながら、収穫祭やらシルバーウィークにうつつを抜かしていた隙に、とってもマズい状況になっていました。

もうまわりの水路には水が流れてないので引き込むこともできず、仕方がないので今回はタンクに水を汲んで持っていきました(約600l)。水は欲しいけど、かといって稲刈りを目前に控えて大量の雨は困るしなぁ・・・。これから先、ちょっと心配です(–;)

(めぐ)

ビオトープの生きもの




ビオトープにいたヤゴとマツモムシです。

このヤゴはヤンマ系のヤゴで、例年たくさん見つかるアカネ系のヤゴよりも大きいです。この時期までヤゴでいるということは、この姿のまま越冬するんでしょうか。だとしたら、これも一年中水溜まっている「ビオトープ効果」なのかもしれませんね。(めぐ)