秋の花と言えば菊を思い浮かべる人も多いかと思いますが、田んぼの畔でも菊の花を見つけることができます。
この花はたぶんヨメナですね。昔から春に若菜を摘んで食べられていたんだそうですが、摘んでいたのがお嫁さんだったから「ヨメナ」なんだそうです。そんなんが名前になるの!?なんて思ったりもしますが、それほど一般的に食べられていたということなんでしょうかね。ウソのような話ですけど、図鑑に書いてあるくらいなのでたぶん間違いないと思います、はい。(めぐ)
月別アーカイブ: 2009年9月
秋の草花 1
周りの田んぼではぼちぼち稲刈りが始まりました。うちはまだ始めていませんので、草刈りのときに見つけた花を何種類か載せてみたいと思います。
まずはこれ。5mmくらいの小さな花ですが、先端だけが淡紅色できれいですね。図鑑で調べてみた結果、タデ科のミゾソバだと思われます。名前の由来も調べてみましたが、「よく溝に生えていて(花が)ソバに似ているから」という説が有力なようです。そう言われれば、確かに溝の側でよく見かける気はしますね。
ちなみに葉っぱの形や模様から「ウシノヒタイ」という別名があるそうです。(めぐ)
イナゴ
この時期の田んぼの生きものといえば、やっぱり彼らでしょうかね。かなり沢山いるんですけど、近づくと飛んで逃げたり葉っぱの裏に隠れたり。なかなか写真に収め難くて苦労してます。(めぐ)
天地人紀行3
天地人紀行2
天地人紀行1
菜食
田んぼから引き上げて以降アイガモの主食はお米だったのですが、お米だけではやっぱり飽きるんでしょうね(というか栄養バランスの問題!?)。刈り倒した草をあげるとすごい勢いで食べます。
今年は比較的広い場所を準備したつもりでしたが、地面の草は食べ尽くしているし、まだまだ狭かったようですね。ときどき草を差し入れしようと思います。(めぐ)
草刈り機
稲刈り前の草刈りに追われる今日この頃ですが、今回はちょっと特殊な草刈り機のご紹介です。
この草刈り機はトラクターの後ろに取り付けるタイプのもので、トラクターを微速で進めながらアームを調整して草を刈っていきます。この機械の良さは、
?暑い時でもトラクターの冷房の中で操作できる。
?広い面積でも延々と作業していられる。
?高さのあるのり面(斜面)を刈るのは人力では大変だけど、この機械だとかなり楽。などなど。
トラクターが入れない所はもちろん刈れませんが、かなり作業は楽になりましたね。
草刈りはけっこう重労働なので、いかに効率良く楽に作業をしていくかが重要になってきます。とくに高齢化が進み担い手が減っている農村にとって、草刈りは大きな負担になりつつありますからね。そういう面でもこの機械には頑張ってもらいたいと思います。(めぐ)
渇水!
おっと、交流田んぼのビオトープに水がない!
前ネタでビオトープの生きものを扱っておきながら、収穫祭やらシルバーウィークにうつつを抜かしていた隙に、とってもマズい状況になっていました。
もうまわりの水路には水が流れてないので引き込むこともできず、仕方がないので今回はタンクに水を汲んで持っていきました(約600l)。水は欲しいけど、かといって稲刈りを目前に控えて大量の雨は困るしなぁ・・・。これから先、ちょっと心配です(–;)
(めぐ)
ビオトープの生きもの
ビオトープにいたヤゴとマツモムシです。
このヤゴはヤンマ系のヤゴで、例年たくさん見つかるアカネ系のヤゴよりも大きいです。この時期までヤゴでいるということは、この姿のまま越冬するんでしょうか。だとしたら、これも一年中水溜まっている「ビオトープ効果」なのかもしれませんね。(めぐ)