カメ抜き後の玄米です。このくらいならまずまずの仕上がりかなと思います。
カメ抜き作業はもちろん有料になります。米価低迷の折り、米農家にとってここでの出費はけっこう痛いのではないかと思います。かといって消毒回数を増やせば労力も経費をかかるし、環境負荷も大きくなります。牧草地や雑木林に隣接するような田んぼなら仕方ない面もありますが、やはり生物多様性(とくにクモなど)を利用したカメムシ抑制を研究・実践していく必要があるのではないかと思います。この方法ならお金もかからず、環境負荷もない訳ですからね。
カメムシの検査基準が不必要に厳しすぎる!ということも事実だとは思いますが、農家自身も本気で農薬に頼らないカメムシ防除法を考えるべき時だと私は思いますね。(めぐ)