生物多様性農業支援センター 総会




昨日は生きもの調査の総本山、生物多様性農業支援センターの総会に出席するため、東京まで行ってきました。

これまで全農SR推進事務局などが中心となって生きもの調査の普及推進・取りまとめをおこなっていたものを、より発展的な形にするために発足した「NPO法人生物多様性農業支援センター(以下BASC)」。発足から丸1年の総会ということになりますが、環境への関心の高まりにつれ、業務も多忙を極めているようです。我々は一産地として頑張っていくつもりですが、今後ともBASCにはその推進役、消費者と産地の架け橋として頑張っていただきたいと思っています。

写真は基調講演をされている学習院女子大学、荘林幹太郎教授です。EUの環境保全型農業と環境直接支払いについてのお話でしたが、この20年ほどの間にヨーロッパがいかに環境重視の政策に切り替えたかがよく分かりました。歴史や文化が違うのでEUと同列には語れませんが、我が国の農業政策もEUに学ぶべき点がたくさんあるように感じます。政策を環境保全型に切り替えるには国民的な合意が不可欠だと思いますが、我々も「田んぼの生きもの調査」などを通して少しでも力になれたらなぁ、と思います。(隊長)

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