月別アーカイブ: 2008年11月

秋代 2


そしてやっと秋代についてです。

そもそも私たちは秋に代かきをするなんて考えもしませんでした。そんな私たちに秋代を教えてくれたのは生きもの調査の岩渕先生で、去年くらいからお会いする度に「秋代やってるか?秋代はいいぞ〜」などと言われるので、どんなものなのかと興味をもった次第です。

話によれば、秋代冬水田んぼではトロトロ層やにごり水等での抑草がかなり上手くいっていて、もちろん生物多様性にも良い!とのことでした。

私たちも冬期湛水や不耕起の実験から「代かきしたほうがトロトロ層ができやすい」という実感がありました。ですから岩渕先生の話から秋代のイメージが想像でき、今よりも上手くいきそうな感じも受けました。それに、やる上でのリスクもあまりないように思いましたしね。という訳で今秋から秋代にトライすることになりました。代かきするには水の確保などの問題もありますが、雨水等でなんとかしようと思っています。

次に秋代をやる上での心配な話。秋代は新潟県の頸城などで行われているそうですが、標高100〜150mを境ににごり水が発生しなくなるそうなんです。土質などによるのか?標高なのか??それとも他に原因があるのか???原因はまだよく分からないそうですが、私たちの置賜盆地は標高200m超。ちょっぴり不安ではあります・・・。

でもまあ、「秋代冬水田んぼ」は有機栽培にとって大きな可能性を感じさせてくれる農法だと思います。「冬水」も「秋代」も稲作が機械化する以前の古い技術。これらを生かし、なんとか「温故知新」を体現してみたいものですね。

長くてまとまりのない文になってしまいましたが以上です。(めぐ)

秋代 1


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前回の続きです。

秋代の説明の前に、まず今年まで試験してきた不耕起栽培の(個人的)総括から。

良い点

・苗の活着が早く、強い稲に育つ

・作業量の軽減

・温室効果ガスの削減

悪い点

・代かきをしたときほどトロトロ層ができず、雑草を抑えられない

・イボクサなど新たな雑草が繁茂してしまった、などです。

なかでも今年はイボクサに手を焼きました。イボクサは稲に対する害だけでなく、稲刈りの時コンバインを詰まらせたりして、後々までけっこう始末に悪いんですよね。イボクサ対策は丁寧に代かきをすることが一番らしいので、来年も代かきせず不耕起、という訳にはいかなくなってしまったのです。

思ったより長くなりそうなので次へ続く

スウィングガールズ


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いまフジテレビ系列局(山形ではさくらんぼテレビ)で「スウィングガールズ」やってますね。ご存知の方もいると思いますが、この映画のロケ地はここ置賜で、言葉もちゃんと置賜弁なんですよ。

見逃した人はレンタルとかでご覧になってみてください。なんとなく置賜の雰囲気が感じられるかなー、と思います。

ちなみに女子高生役の面々のなかには、上野樹里、元仮屋ユイカ、貫地谷しほりと、後にNHKの朝ドラで主役を張った女優さんが出演しています。あー、撮影見に行けばよかったなぁ(-_-)

米ぬか散布




昨日「交流田んぼ」に米ぬかを散布しました。「雪みず田んぼ」に取り組むようになってからは毎年米ぬかを投入していますが、今まではそのまま水を溜めるだけでした。今年はこのあと耕起・代かきまでやって、水を溜めようと思っています。

秋の代かき(以下秋代)は普通の田んぼではまずやっている人はいないと思いますが、水漏れや崩落を防ぐため棚田などでおこなわれていた技術なんだそうです。

その棚田特有の技術を何故棚田ではない私たちがやるの?ということですが、それについては次回書きたいと思います。(めぐ)

ツチガエル




前回「冬モード」と書いたビオトープですが、まだツチガエルも冬眠せずに頑張っていました。

もうすぐ冬眠するとして、目覚めるのが4月末としたら・・・。一年の半分は寝ているんですかね!?冬眠っていうと3ヶ月くらいのイメージだったんですが、さすがに東北の冬は長いなぁ。。。

ツチガエルはイボガエルとも呼ばれていますが、なんとなくそんな雰囲気が分かる写真かな〜と思います。(めぐ)

冬支度




写真では分かりづらいですが、イソギクにハチ、もしくはアブ、もしかしてハエが、蜜または花粉を集めています。

またラ・フランスの枝変わり(という表現でよかった?)でシルバーベルが生まれたように、通常花びらがないはずのイソギクからピンク色の花びらが出た珍しいものです。

…分かりづらい写真の上に、分かりづらい文章になってしまいました。

この時期虫達は、このように働いて冬支度をしているのでしょう。こば

ドジョウとコガムシ




いよいよビオトープ周辺も冬モード、生きものたちの姿もかなり少なくなりました。今目立つのはクモやイナゴ、それにトンボくらいでしょうかね。

ビオトープの中はというと、いまだにウキクサが全面を覆って目視確認ができず、よく分からないというのが正直なところです(>_<)ということで網で掬ってみたところ、ドジョウとコガムシが捕まりました。鳥避けのヒモを張っているだけあって、ドジョウは相当数いるみたいですね。来年こそ柳川鍋を目指したいところです。(めぐ)

もってのほか




ちょっと時期遅れ気味のネタをひとつ。

山形の秋の味覚のひとつに「菊」があります。「もってのほか」とか「もって菊」などと呼ばれていて、おひたしにして食べることが多いようですね(写真のは食用菊ですが、もってのほかではありません)。私はこっちの出身じゃないので菊を食べることだけでも???なのに、「もってのほか」ですからね。もう??????な感じでしたね。

何故に「もってのほか」?ふたつの有力な説を紹介します。

その1

天皇家の家紋である菊を食べるなんて「もってのほか」

その2

こんなに美味しいものを嫁に食わすなんて「もってのほか」

だそうです。

個人的にはどっちでもいいんですが、こういう事例にたびたび登場する「嫁」さん、昔はいろいろ大変だったんでしょうね。それに、嫁に食わせたくないほど美味だったっけ・・・なんて思ったりもします。


ちなみに南陽市ではいま「第96回 南陽の菊まつり」が開催されています(11月9日まで)。この菊まつり、地元では「歴史と伝統の・・・」という冠言葉付きで紹介されていますが、現在国内で行われている菊まつりでは最も歴史のあるものなんだそうです。もうあまり日はありませんが、興味のある方は行かれてみてはいかがでしょうか。(めぐ)

アキアカネ




昨日の最低気温は2度。朝晩かなり寒くなり、いよいよ冬の足音が聞こえてきそうな感じです。

初夏からずっと田んぼを賑わせてくれたアキアカネも、産卵を終えてそろそろ晩年を迎えているようですね。羽もかなり傷ついて、飛ぶのもかなり辛そうに見えます。

彼らの寿命を延ばしてやることはできませんが、来年も彼らが生きやすい田んぼはつくってあげたいと思う今日このごろです。(めぐ)