
今日は二十四節気の「白露」。“草木に露が目立ち始める頃”ということなのですが、今朝は本当にそんな感じの田園風景になっていました。
露や霧が目立つようになると、田んぼに張られているクモの巣に露が付いてキレイに浮かび上がって見えるようになります。携帯の写真ではなかなか見えにくいかと思いますが、水平にフワッと白っぽく見えるのが全てクモの巣です。陽が差してくるとすぐ見えなくなってしまうので、朝だけのお楽しみなんですけどね(^^)
田んぼに棲むクモはあまり目立たない存在ですが、田んぼの生物多様性を維持する上ではひじょうに重要な存在だと考えています。なので毎年この光景を見ると嬉しいですし、同時に「今年もカメムシ被害は大丈夫だな(^^)」と勝手に安堵しています。ちなみにこの安堵がぬか喜びになったことはこれまでのところありません(^^;)
まあクモだけではありませんが、生きものたちの豊かな世界には本当に感謝したいと思いますね。(めぐ)
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黒米

有機栽培の黒米(朝紫)の田んぼです。ここまで順調にきているのですが、この品種はあんまり高温が続くと玄米の色付きが悪くなる傾向があるので、そこだけがちょっと心配です。高温対策で深水管理等気を付けてきたつもりなので、しっかり着色していってほしいものです。(めぐ)
続 カメムシ

前に「カメムシは稲よりもイネ科の雑草が好き」と書きましたが、うちの田んぼの周囲を観察した限りだとイネ科の「メヒシバ(雌日芝)」という雑草に付いていることが多いようです。カメムシは「イタリアンライグラス」という牧草を好むことはよく知られていますが、もし「畦畔雑草ならメヒシバを好む」とか分かればより対策を立てやすくなりますね。もう少しいろいろな場所を調査してみないとはっきりした傾向は言えませんが、今後注視していきたいと思います。(めぐ)
雨
今日は久しぶりに雨が降りました。うちの田んぼがある辺りでは8月12日に降って以来雨らしい雨が降っていなかったので、久しぶりの雨にとりあえずは安堵しています。
それにしてもこの時期にこんなに雨が降らないとは思いもしませんでした。暑い日が続き、積乱雲が現れ、夕方にはカミナリがゴロゴロ鳴っているのにぜんぜん降らないんですからね(^^;)今日を境に秋までほどほどに降ってほしいものです。
うちは田んぼと果樹が中心なので水不足による決定的な被害はありませんでしたが、秋野菜を作付している人などはかなり苦労しているようでした。あらためて水(雨)の大切さを認識するとともに、「やっぱりどうやっても自然には敵わないよなぁ・・・」ということも痛感しています。地球温暖化や異常気象が懸念されている昨今ですが、自然と仲よく寄り添いながら農業を続けていければいいなと思いますね。(めぐ)
生きもの調査
今日は全国農民連青年部とビアカンペシーナ(世界的な農民組織)の方々が生きもの調査を体験しに交流田んぼまで来てくれました。生きもの調査を始めて7年目になりますが、田んぼに外国の方をお迎えしたのは初めてな気がします。私たちの田んぼが彼らにはどのように見えたのか、ちょっと興味があるところですね(^^)
今日の調査はビオトープや水路中心におこないましたが、山形県の純絶滅危惧種であるタイコウチがすごくたくさん出現してくれ、参加者たちを喜ばせてくれました。タイコウチはビオトープを掘ってから姿を見せるようになったので、私がビオトープの役割を説明するのにも役立ち、さらに説得力まで付け加えてくれました。今日来てくれた方々の地元で、一つでも多くのビオトープが誕生することを期待したいと思いますね(^^)
毎度毎度のことですが、またまた写真を撮り忘れてしまいました(>_<)すみません(-_-)
ちなみに今日通訳してくれた方のひとりはウクライナ出身の方でした。ウクライナで思い浮かんだのはチェルノブイリとサッカー選手のアンドリー・シェフチェンコだったので、とりあえず後者を選び会話にチャレンジ!意外と会話が盛り上がって嬉しかったです(^^)さすが世界で最もメジャーなスポーツ!さすがシェフチェンコ!そんなことを感じました。
最後になりますが、みなさまの旅程が実り多きものになることをお祈りいたします。(めぐ)
ブルームーン

今日は今月2度目の満月。ひと月に2回満月があることはなかなか珍しく(約3年に1回)、2回目の満月は「ブルームーン」と呼ばれているそうです。ブルームーンを見ると幸せが訪れるということらしいので、みなさんも空を見上げてみてはいかがでしょう?
写真は18時半頃に交流田んぼから撮ったブルームーンです。肉眼だともっともっと大きくて綺麗なんですけどね(^^;) (めぐ)
カメムシ考

先日カメムシとイモチの消毒の写真を載せましたが、今日はカメムシについてちょっと考えてみたいと思います。
まず稲に加害する主なカメムシの実物から。写真上が「アカスジカスミカメ」で下が「アカヒゲホソミドリカスミカメ」といいますが、どちらも5〜6mm程度の小さな虫です。一般に「臭い!」と言われ嫌われているカメムシとは違うことが分かるかと思います。
そしてこのカメムシが乳熟期(米が固くなる前の時期)の稲穂を吸汁することによって斑点米が出来てしまうわけですが、籾を突き通して吸汁するほどの力があるわけではないので、籾の隙間などから加害するのではないかと考えられています。そして、じつは稲よりイネ科の雑草のほうが好きだという情報があります(たぶん本当)。
そうしたことを考えると、「カメムシってそんなに強害虫なの?」という気がしませんか?斑点米の検査基準が不当に厳しいことが農家をナーバスにさせているのでしょうが、私は「そんなにムキになって防除する必要ないんじゃない?」と思うのです。
いま、おきたま産直センターが集荷しているお米の約8割はカメムシ防除をしていないものですが、防除していない米に被害が多いということはまったくありません。
・田んぼの生態系を豊かに保つことでカメムシの害虫化を防ぐ
・畦畔に棲むカメムシを田んぼに追い込まないように草刈り時期を調整する
といったことで、よほど条件の悪いところ(牧草地に隣接など)以外はカメムシ被害を抑えています。
カメムシ防除は真夏の作業になります。公的期間からカメムシ警報が出れば2回も3回もやらなくてはいけないし、当然その分の農薬代がかかります。それに濃い薬剤に触れればその影響も心配しないといけない・・・。
「化学農薬」に比べると「豊かな生態系」や「草刈り時期の調整」は絶対的なものではないので、確かに信頼しにくい面はあります。だけど、費用のこと、環境のこと、そしてなにより自分自身の負荷軽減。考えるべき時がきていると思います。政策的な誘導はもちろん必要だと思いますが、農家自身の意識改革も求めたいところですね。(めぐ)
ニホンカワウソ
今日「ニホンカワウソ絶滅」というニュースが報じられていました。私はこれまでニホンカワウソという存在をとくに気にしたことはありませんでしたが、絶滅してしまったと聞かされるとやっぱり残念な気持ちになります。
ニホンカワウソが絶滅した原因は主に棲息環境の悪化(護岸工事や環境汚染)と人間による乱獲だそうです。どちらも人間が関係することなので申し訳ない気もするのですが、あの魚を食べている映像を見る限り、人間からはけっこう煙たがられていたんだろうな、という印象も受けます。当時の人たちは「邪魔だなぁ。もうちょっと少なくなってくれればいいのに・・・」とか思っていたと思いますが、まさか絶滅する日が来るとは考えもしなかったと思います。
何というか、難しい問題ですよね。人間が生活していくうえで邪魔なものは邪魔だし、かといってそれらの生きものを完全にコントロールすることもできません。高度経済成長下の日本では生きものを見捨てることになってしまいましたが、今なら何か共生できる方法を考えることもできるだろうし、実践することだってできるはず!そう思いたいですね。
今回はニホンカワウソが中心でしたが、田んぼの生きものでもそのようなことが起きないようますます努力していかなければいけないな、と思いました。(めぐ)
田んぼの消毒

この時期は田んぼの消毒(たぶんカメムシ防除とイモチ菌消毒)をしている光景をよく見かけます。うちではこの手の防除や消毒をやらないので正直よく分からないのですが、暑い時期に大変だろうなぁ、と思いながらいつも遠目に見ています。なんで遠目かって?あんまり近付くと「手伝ってけ!」とか言われそうですからね(笑) (めぐ)
戻ってきた!

まだまだ暑い日が続いていますが、夏の暑さを避けて山に行っていた赤とんぼたちが田んぼに戻り始めたようです。毎年毎年の出来事ですけど、元気に帰ってきてくれるとやっぱり嬉しいですね(^^) (めぐ)
