今日「ニホンカワウソ絶滅」というニュースが報じられていました。私はこれまでニホンカワウソという存在をとくに気にしたことはありませんでしたが、絶滅してしまったと聞かされるとやっぱり残念な気持ちになります。
ニホンカワウソが絶滅した原因は主に棲息環境の悪化(護岸工事や環境汚染)と人間による乱獲だそうです。どちらも人間が関係することなので申し訳ない気もするのですが、あの魚を食べている映像を見る限り、人間からはけっこう煙たがられていたんだろうな、という印象も受けます。当時の人たちは「邪魔だなぁ。もうちょっと少なくなってくれればいいのに・・・」とか思っていたと思いますが、まさか絶滅する日が来るとは考えもしなかったと思います。
何というか、難しい問題ですよね。人間が生活していくうえで邪魔なものは邪魔だし、かといってそれらの生きものを完全にコントロールすることもできません。高度経済成長下の日本では生きものを見捨てることになってしまいましたが、今なら何か共生できる方法を考えることもできるだろうし、実践することだってできるはず!そう思いたいですね。
今回はニホンカワウソが中心でしたが、田んぼの生きものでもそのようなことが起きないようますます努力していかなければいけないな、と思いました。(めぐ)
ニホンカワウソ
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