カメムシ・クモ調査 4


今回の調査は南陽市内4ヶ所、川西町3ヵ所、計7ヵ所の田んぼをを延べ60名を超える参加者と一緒に調査しました。データについては今後分析して報告書にしますので、ここでは感想を簡単に書いてみたいと思います。

まず最初に感じるのは「カメムシはとっても小さな虫である」ということ。お米の等級を下げる=収入を左右する害虫ということで、農家にはいろんな意味で実物より大きく見えてしまっているような気がします。実際昨年も今年も「カメムシってこんな小さいの?」という声がありましたしね。防除するしないに関わらず、まずは対象となる虫をしっかり見る(知る)ことが大事なんだろうと思います。

そして、カメムシの密度は周辺環境に大きく左右されるということも改めて感じました。カメムシは稲よりも牧草やイネ科の雑草のほうが好きらしく、今回も実験してみましたがやっぱり田んぼよりもイネ科雑草が多い畦畔にいる数のほうが圧倒的に多かったのです。なのでそういったことを知った上で総合的な対策を考えていく必要があるということです。この時期なら、例えば畦畔でカメムシが満足している状況なら、米粒が固くなって加害できなくなる時期まで雑草を刈らない!という手も有りな訳ですね。

といろいろ書いてきましたが、結局のところ「増えすぎなければただの虫」ということに尽きるような気がします。これだけ小さな虫ですから、生きもののバランスが整えばある程度はその中に収まるだろうと思います。全体を見渡し、もっとも穏便な方法で被害を減らすことができたらいいですよね。この調査がその突破口になるよう頑張っていきたいと思います。ちなみに報告書は早くて10月頃、遅くても年内には完成させたいと思っています。

以上(めぐ)

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