最近TPP(環太平洋経済協定)がニュースになっていますね。関税撤廃による輸出促進を狙う財界と、最もダメージを受けるであろう農業界が対立しているような報道が多いようですが、果たしてどんなものなのでしょうかね?1.5%(農業が占めるGDPの割合)のために他の98.5%が犠牲になっていいのか?という某大臣の発言もあるように、農業側が劣勢なことは否めないようですが・・・。
今のままTPPに参加すれば、日本の農業、特に穀物は決定的なダメージを受けることになると思います。稲作中心で新規参入を目指している私にとっては由々しき事態ですが、アメリカやオーストラリアも参加するTPPに日本が加わらないという選択肢は、たぶん政府にはないでしょう。識者や評論家は「輸出」「効率(大規模)化」で乗り切れるようなことを言っていますが、その程度では到底無理なように私は思います。
かといって私に妙案がある訳ではないのですが、NPO生物多様性農業支援センター(BASC)の原理事長が提案している考え方は一読の価値があると思いますので、もしよかったらお読みいただきたいと思います。BASCホームページのスタッフブログに掲載されています。
私が面白いと思うのは、日本同様規模やコストではとてもアメリカ・オーストラリアに対抗できないであろう韓国が、なぜFTAやTPPに積極的に打って出れるのかということ。EUもまた然り。もちろん韓国もEUも全てが上手くいっているわけではないと思いますが、環境保全と食糧安保と国内農家の適切な保護を国際法に則っておこなうための参考にはなるのかな、とは思います。ということで、重ねてご一読をお勧めいたします。
某ニュース番組でのTPP報道を見ていて「これでは・・・」と思い、長々と書いてしまいました。不勉強なので事実と異なることがあるかもしれませんが、その辺はご容赦ください。(めぐ)
