
今日はJAS有機栽培の「生産工程管理者」講習会がありました。
「生産工程管理者」と書くとすごーく難しい印象を与えるかもしれませんが、稲作に関わる生産工程管理者とは農家自身のことです。要するにJAS有機栽培に取り組む農家が年一回受ける講習がこの講習会ということになりますね。
JAS有機栽培は有機JAS法の制約を受けるので、法的にも技術的にも書類的にもいろいろと煩雑なことが多くあります。例えば法律・作業面では
・使用禁止資材等の確認
・周辺ほ場との緩衝地帯の取り方 など
書類面では
・ほ場、施設図面等
・資材リスト(証明書取り寄せ)等
・生産工程管理記録、出荷台帳の書き方
などなど。これらをすべて担保して初めてJAS有機米を生産するということになります。ほとんど知られていませんが、生産者としてはぜひ知っていただきたいところですね。
ここからはJAS有機栽培をしている私の心の叫び。「法に従いこれだけ厳格な管理をしているのに、なんでこんなに世間の認知度が低いんじゃ!」。「有機農業推進法まで制定されたのに、ホントに推進する気あるんか!」。
「環境」というキーワードが加わったいま、現状の線引きが良いのかどうかも含めて、さまざまな角度から再検討してほしいものだと思います。そして、生産者も消費者も納得できるような「JAS有機」であってほしいと思います。(めぐ)
