中国のお米 3




ずいぶん飛び飛びになってしまいましたが、「中国のお米」の続きです。

今日の朝日新聞の一面にはこんな記事が載っていました。中国産ではありませんが、アメリカ産のお米は売れ行き好調ということが書かれています。そして中国産は現状では“様子見”感が強いそうですが、「慣れてくれば販売は拡大するのでは・・・」という卸の人のコメントがありました。私たち農家からするとちょっと残念な気がしますが、これも事実として受け止めなければいけないなと思っています。

今回西友が売り出した中国産のお米は5kgで1299円。一般に国産米は1500円以上すると思うのでそれなりの価格差はあります。新聞記事では「外国産好調」とありますが、それでもまだ多くの消費者は国産米を選んでくれるのではないかと私は思っています。その理由は安全面、品質、食糧安保などさまざまなんでしょうが、“日本から田園風景や農村文化が無くなったら寂しいから、若干高くても買い支えよう”というような想いもけっこうあるんじゃないかと思っています。

で、そういう消費者の期待に農家は応えられているのか?ということを考えるのですが、これがなかなか難しい・・・。私は環境や生きものも視点から書きますけど、農薬を多用してほとんど生きものが棲めないような田んぼをつくり、それでいてコストも安くないお米を生産していては、いずれ消費者から見放されても仕方ないんじゃないかと思うんですよね。日本のお米はコスト勝負ではどうやったって外国産に敵いません。経営を成り立たすためにはある程度の税金投入も必要だと思います。ですが国民が「これなら税金使ってでも守らないと!」と言われるような米づくりをしていなければどうにもならないと思うんですよね。その方法は環境だけに限らないと思いますが、やっぱり時代に合った方法を考えて努力していく必要はあるでしょうね。政策的にもそういう農業を支援してほしいですし、消費者の方はそういうお米を選んで食べていただきたいと思っています。

今回の中国産米販売は個人的にけっこう衝撃的だったので、ちょっと長々と書いてしまいました。私は農外出身で過去の農業政策など知らないことも多く、もしかしたらかなり見当違いなことを書いているのかもしれませんが、その場合は“新参者の戯言”として読み流してください(^^;) 以上です(めぐ)

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