月別アーカイブ: 2013年10月

TPP交渉


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ここ最近またTPP交渉のニュースが大きく報道されるようになってきました。安倍総理は「TPPは国家百年の計」などと言ってすっかり前ノメリなようですが、そんなに重要なことが“秘密交渉”で進められているなんて不自然だし、一般庶民に知られたら不都合な何かがあるように思えて仕方がありません。きちんとした情報公開の基で議論したいところですが、やっぱり無理なんでしょうかね?本来なら政府を信頼したいところですが、前の総理大臣は公約に反して消費税増税を持ち出したし、現在政権を握る自民党は写真のポスターを掲げて選挙を戦ったのにこれだし・・・。政治が悪いのか国民が悪いのか、はたまた両方とも悪いのか?じつに悩ましいところです。

「日本経済の再生」は重要なことだと思いますが、国家の安全保障に直結する農業・食糧問題を一般的な経済活動と混同するような国が世界にはどのくらいあるんでしょう?地理・気候条件から農業に適さない国ならいざ知らず、アメリカやオーストラリアなど“農業大国”といわれる国ですら日本をはるかに上回る補助金を自国農業に注ぎ込んで保護しているんですけどね。わが国の農業に改革すべき点が多いのは事実だと思いますが、それらがTPPによって改革できると考えるのはかなり危険だと思うんですけどね。それに日本ほど気候に恵まれ農業インフラも整備されている国がアメリカに同調して自ら丸裸になるようなことをすれば、きっと世界中から嘲笑と大きな失望を受けるでしょうね。そうならないことを願いたいところですが・・・。
ちなみに私は世界が同じ土俵で戦う必要などないと思っているのでTPPには反対の立場です。まあアメリカの要求を断ることが難しいのは理解していますが、国民一人一人が主体的に考えて結論を出してほしい問題だと思います。なんたって「国家百年の計」らしいですからね。
まとまらない文になりましたが以上です。

お米の偽装問題


ニュースでやっていたのでご存知の方も多いかと思いますが、“国産米使用”と表示されている流通大手「イオン」のお弁当に中国産米が混ぜられていたことが公表されました。ネット等の情報では4400tのうち790tの外国産米(主に中国産)が混ぜられていたそうですが、個人的にはかなりふざけた事件だと思っています。

このニュース、数字が大きすぎていまいちピンとこなかったですが、
790t=790000kg(たぶん)なので、稲作農家にとって馴染みのある単位で表すと13000俵を超える量ということになります。作付面積で考えてみても130ヘクタール(10a10俵で計算)を超える量(ちなみに1ヘクタール=10000?で、よく使われる“東京ドーム”は46755?だそうです)ですから、偽装の規模はかなり大きいということがよく分かります。

私たちはJAS有機栽培や特別栽培の認証を取得するにあたり、書類に現場にその他いろいろなチェックを受けています。なかでもJAS有機のチェックは格段に厳しく、取り組んでいる私たちでさえ「ほんとうにこんな細かいことまで消費者は求めているのか?」と思うようなことが少なからずあるくらいです。その一方でこういったことがおこなわれ、しかも行政指導程度で済まされるのだとしたら・・・。で農水省は刑事告訴を検討しているようですが、しっかり厳しく対処してほしいと思いますね。4400tのご飯ってことですから、表示に騙された消費者も半端なくたくさんいるはずですしね。

そんなことを考えていた「秋の夜長」でした。

※ 単位換算等間違いがあるかもしれません。それぞれにご確認くださいますようお願いいたします。

My田んぼコシヒカリ


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私の田んぼ、コシヒカリのほうも本日稲刈りが終了しました。
写真は私が担当して2年目の田んぼなんですが、けっこう倒れてしまってますよね(-_-;)ほぼ自分の施肥設計通りに管理してこの状態ですから、結果的にちょっと肥料分が多かったのかもしれません。米ぬか、くず大豆、地元由来の鶏ふんなど、肥料分を計算しにくい有機資材を使っているので難しい面もあるんですが、来年はもう少し上手くやりたいなと思っています。
そして今年から担当した2枚の田んぼのほうは、この写真以上にベッタリ倒れました。前任者が散布してくれていた鶏ふんと米ぬかをすっかり忘れていたのでまあ当然の結果なのですが、なんとか無事に刈り取りができて安堵しています。そしてチッソ過剰による病気や食味低下も心配しましたが、“朝露払い”の効果か過剰なチッソ分はかなり消化してくれていたようです。茎や葉の色から極端な食味低下も免れた感じですし、悪い状況のなかでやれることはやったのかなという気がしています。

そんなこんなでいろいろあった今年のコシヒカリですが、いろいろあった分ほんとうにいい勉強になりました。ある程度計算通り抑草できたこと、秋施肥&秋耕の効果が体験として分かったことなど、来年以降の有機栽培に活かしていきたいです。そしてそろそろ低コスト省労力で環境に優しい技術の確立を目指したいところですね!

稲と田んぼの生きもの3


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そろそろ刈り頃とおぼしき黄金色の稲に留まっていたイナゴです。秋らしい光景ですね(^^)
最近は佃煮にする人もほとんど見かけなくなりましたが、昔は貴重なたんぱく源だったんだそうです。私はイナゴを食べる自信はありませんが、佃煮をしてみたいなぁとはちょっと思っています。でもやっぱりかわいそうかなぁ・・・。