月別アーカイブ: 2010年10月

米検査場にて




稲刈りもピークを越え、検査に出てくるお米の量もかなり増えてきました。昨日の検査では5000袋(30kg袋)を超える米がドッと集まり、穀物検査員も我々補助員もかなりてんてこ舞いな感じです。しかも今年は暑さの影響を受けている玄米がけっこうあり、検査員にとってはなかなか判断が難しい様子。例年よりも時間を要する状況ですが、みんなでなんとか頑張っています。

で、検査には関係ありませんが、玄米袋に留まる赤とんぼの写真です。二匹連結して器用に飛び回り、休むときも一緒なようです。生物多様性を特集した番組などで赤とんぼ(アキアカネ)が減っているという内容のことをやっていましたが、こういうありふれた光景がちょっとありがたく感じる今日この頃です。(めぐ)

遅くなりましたが・・・




稲刈りの写真です。当然乾燥、籾摺り、玄米の前にもってくるべきものでしたが、かなりうっかりしていました。すみません・・・。稲刈りはこの辺でも終盤戦に入っていますが、うちはあと4、5日かかりそうです。なんだかんだで例年より遅くなってしまいそうですね。。。(めぐ)

COP10を前に


もうすぐ名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開幕します。そして、それにあわせてNHKを筆頭にテレビや雑誌が特集を組み始めています。

いまNHK山形では、子供たちが「エコ田んぼ」なるものを造り、そこに棲息している生きものたちを観察する番組が放送されています(愛知県内の取り組みらしい)。それを見ながらブログを書いていますが、私たちが日々の農作業や生きもの調査で実践していることや参加者にお話したこととほぼ同じ内容が番組で語られているのにちょっと驚いています。そして驚きとともに嬉しくもあります。もちろんテレビで放送するだけあって、私たちの説明より格段に解りやすい内容でしたけどね。

こういった特集はたくさんの人が見るだろうし、田んぼへの関心も深めてくれるのではないかと期待しています。同時に我々がやっていることが正しい方向に進んでいるということの確認もでき、今後の糧にもなるような気がしています。これを機にいろいろと頑張っていきたいところですね。(めぐ)

玄米




籾摺り後の玄米です。

玄米の質を診るときには白と黒の皿(カルトン)を使います。白い皿はカメムシ被害粒や着色粒などを診るときなどに、黒い皿は玄米の肌つやを診るときなどに用います。同じものを見ている訳ですが、下の色が違うことでかなり見え方も違ってくるんですよ。

ちなみにこれは私の田んぼの有機栽培ひとめぼれの玄米です。やはり多少暑さの影響を受けた感じはありましたが、昨日の検査で無事一等米になりました。とりあえずはひと安心ですね。(めぐ)

籾摺り




乾燥調整の次は籾摺りです。

右側の白い機械が籾摺り機で左側がライスグレ−ダーという機械です。すごく簡単に説明すると、籾摺り機で籾から玄米にし、ライスグレ−ダーで網目選別するといった具合い。籾摺りはロールの締め具合を誤ると籾が残ったり玄米が傷付いたりするので、作業にはけっこう気を遣います。せっかくのお米をここで台無しにしたくはありませんからね。(めぐ)

乾燥機




諸般の事情により最近は投稿が飛び飛びになってしまいましたが、気を取り直して稲刈り後の乾燥から再開したいと思います。

コンバインで収穫した籾は、乾燥機で乾燥調整をおこないます。水分は一般的には14.5〜15.5%の範囲なので、意外と気を遣う作業となります。もちろん乾燥機の水分設定で自動停止はしますが、諸々の事情で水分計の誤差が大きいときなどはけっこう苦労しますね。また、高温で急な乾燥をすると米が割れてしまったりもするので、低温でゆっくり乾かすことも大事になってきます。この時期天気が良ければいくらでも稲刈りしたいところなのですが、乾燥に手間取ると翌日乾燥機が空かず、いい天気なのに稲刈りできない!という事態になることもあります。大体の場合一晩で仕上がるんですけど、なかなか難しいところです。

ただ乾燥機に放り込めばOK!というイメージもありますが、実は品質面でも日程的にも大事な作業なんですよ。(めぐ)

日経エコロジー




写真の通り、日経エコロジー10月号は生物多様性の特集です。私はまだパラパラめくった程度なので内容まではよく分かりませんが、キーワードの説明や今後の展望などが書かれているようです。

例えばときどき聞く「生物多様性オフセット」という言葉。私はなんとなく聞き流してきましたが、「土地開発などによって失われた生態系を定量評価し、別の場所で復元することによって生物多様性全体の損失をゼロにすること」という意味らしいです。なるほど。。。

でも・・・意味は分かったけど、なんだかCO2の排出権取引みたいな感じでイマイチ環境保全に結びつくのか不安だなぁ。(めぐ)

つや姫




たぶん今日は、県期待の新品種「つや姫」の県内販売初日のはず。ということで産直センターに出荷されたつや姫の写真を載せてみたいと思います。「コシヒカリを超えるお米!」という触れ込みなのですが、世間からどういう評価が下されるのか、楽しみなような不安なような・・・。良い評価を得られるといいんですけどね。

ちなみにこのお米、機械によるデータはタンパク6.2%(水分15%換算6.1%)、Kett社の食味計(基準点70)で75点(けっこういいスコア)でした。(めぐ)

ぬかるぅ〜(>_<)




今日私の田んぼの稲刈りをしました。

これまでいろいろ苦労してきた田んぼだけど、今年は除草機を使わずにある程度雑草を抑えることができ、その点ではまずまずだったかなと思います。まだまだ技術的な課題はたくさんありますが、今年はこれでひと区切りですね。

今年最大の反省点。今年は夏場以降の猛暑対策で長い期間水を溜めていたこと、その後の管理が甘かったことで田んぼがけっこうぬかりました。秋にもう一回溝切りするなどしておけば・・・と今更ながら思います。秋にこんなに雨が降るとも正直思いませんでしたが、もう少しきちんとした対応をするべきでした。今後は同じ間違いを繰り返さないようしっかりしないといけませんね。

そして、やはりというべきか、ビオトープに近い部分は特に乾きが悪く、ここだけは手刈りで対応しました。来年以降「ぬかるからビオトープ造らない」とか言われても困るので、いちばんしっかりしなければいけないところだったのに・・・。こちらも反省です。

まあいろいろありましたが、今年の良かった点、悪かった点をよく検証して今後に繋げていければと思います。(めぐ)