
たまにはちょっと真面目なネタを。
これらは私たちが生きもの調査の時に使う機械です。左が溶存酸素を計る機械、右上が電気伝導度と酸化還元電位を計る機械、右下がph計で、その他にも気温・水温計やGPS計などもあります。
生きもの調査に機械の調査も必要なの?ということをよく聞かれますが、それぞれのデータは生きものや環境に関わるものなので、いくつか簡単にご説明したいと思います。
まずは「溶存酸素」。これは田んぼの水にどのくらいの酸素が溶けているかという指標です。水道水だと5ml/L程度といわれており、藻や浮き草が繁茂することで数値は大きくなり、魚もより棲みやすい環境になっていきます。また、飽和量(20℃で約8ml/L)を超えていれば〔酸素を放出している田んぼ〕ということにもなりますね。
次に「電気伝導度」。これは水の純度を示します。水の電気伝導度は真水ほど低く、科学物質等が多く溶けている水は高くなる傾向があります。そういう観点から田んぼの水を調べるわけですね。
最後に「酸化還元電位」。これは土の表面付近で微生物やイトミミズ等が活発に活動することで数値は還元に傾いていきます。多くの雑草は強還元状態だと生えにくくなるので、生きものと有機栽培技術を結びつける可能性が高い指標といえるかも知れませんね。
私たちの生きもの調査は有機稲作の技術向上を目指してスタートしたため、今でもこういったデータ採取をおこなっている訳ですが、これらの計器が正確に作動するためには定期的な点検が必要になります。素人である我々に出来ることは限られていますが、今年もちゃんと動くように第一回目の点検終了です。点検の結果、酸化還元電位を測るセンサーだけ交換すれば大丈夫そうでした(^^;)今年も一年、無事に働いてちょうだいね。(めぐ)
点検
コメントをどうぞ
