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山形エクセレントデザイン 入賞!

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産直センターと東北芸術工科大学ボブ田中ゼミの学生さん(平成27年度卒)とで企画製作した塩むすび専用特撰ブレンド米「えんむすび」が、山形エクセレントデザイン2017で入賞しました!
この商品は、塩むすびに最も適したお米とお塩をセットにしたもので、それらをシンプルかつオシャレなパッケージで包んだものです(3合サイズ)。現在南陽市の赤湯駅の売店と熊野大社などに置かせていただいていますので、見かけた際はどうぞよろしくお願いいたします(^_^)
 
私が考えるセールスポイントその1
「原材料を厳選していること!」
お米は私たちが生産している6銘柄(コシヒカリ、ひとめぼれ、つや姫、はえぬき、ササニシキ、夢ごこち)の中から塩むすびに最適な組合せとブレンド割合を選び抜き、お塩も酒田の業者さんから6種類のサンプルをいただき、何度も試食を繰り返してお米に最も合うものをセレクトしています。
おむすびですので冷めてからの食感、むすび心地にまでこだわっています!
 
私が考えるセールスポイントその2
「ネーミングとデザイン!」
「塩むすび」と「縁結び」を掛けたネーミング、どことなく懐かしさを感じさせるシンプルなデザイン。そしてたすき掛けのお塩。おきたま盆地の山々とおむすびを連想させる三角形の頂きは、私たちの想いを込めて「切れない縁」を意味する「結びきり」という方法で結んでいるんですよ!
 
 
最後に。この商品の企画、製作を主体的に担ってくれたボブ田中ゼミの学生さんたちはもう社会人として活躍されているものと思いますが、在学中に君たちが考えてくれた商品でこのような評価を得ることができた、ということをこの場を借りてご報告したいと思います。在学中にこのような成果が得られればいちばん良かったんだけど、まあそこは許してください(^_^;)
また、デザインを担当してくださった(株)アカオニの小板橋さん、料理人の桐生さんにも心より御礼申し上げます。


溝切り

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田んぼの溝切り作業の様子です。ちょっと遅いといえば遅いのですが、なんとか穂が出る前に終わってよかったです(^_^;)これでこの先の水管理も楽になりますし、田んぼが軟らかくなることを防ぐ効果も期待できます(^_^)

溝切り作業をしているはうちの法人にアルバイトに来ている22歳の男の子です。農業がやりたいということで2ヶ月ほど前から一緒に頑張ってくれています。私が来た15年前と比べると新規就農の入り口は広がっている気もしますが、そこから道を切り拓いていくことはやはり簡単ではありません。似たような道を歩んだ先輩として、彼には頑張ってほしいなと思っています。


そろそろ除草も・・・

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7月も下旬。雑草が抑えられているか抑えられていないかは別にして、時期的にも田んぼの除草作業はぼちぼち終了になります。毎年この除草機があまり活躍しなくてもいいような田んぼをつくりたいと思ってはいるのですが、今年も残念ながらフル回転みたいな状態になってしまいましたけどね(^_^;)

私が管理する田んぼは今日1枚だけ作業して終わりにしたので、最後の記念として除草するときの装備一式を軽トラに集めてみました。除草機本体に田植え用の長靴(通称”田植え長”)、泥除けのヤッケ、そして汗が絞れるくらいの長袖シャツ。これに麦わら帽子と私が加わるとすぐ作業が始まります(笑)今年は後半に暑い日が多くてちょっと大変でしたが、まあとりあえずはひと区切りですね(^_^;)


ウマビル

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今日田んぼの水見をしていたら、アマガエルに吸い付いているウマビル(というかウマビルに吸い付かれているアマガエル)を発見!あまり見ていて気分のいいものでもありませんが、「野生の世界、こういうこともあるんだな」という感じですね。
ちなみにウマビルは人の血は吸わないので個人的にはあまり気になりませんが、伸びたり縮んだりちょっと不気味なところもあるので一般的な好感度はかなり低そうですよね(^_^;)


田んぼの除草

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田んぼの除草もそろそろ大詰め。上手く抑えられている田んぼはとくに何もする必要はないのですが、雑草が暴れている田んぼはどこまで頑張るかの判断が必要な時期になります。
写真の田んぼはチェーン除草、乗用除草機などで除草をしてきたものの株元付近にコナギ、オモダカがたくさん残ってしまいました。ただ稲もそれなりに成長しているので「ここが踏ん張りどころかな?」と思い、除草機(4条カルチ)を往復でかけることにしました。
25aくらいの田んぼを2時間半かけて作業し、見た目にはちょっとキレイになりましたね(^_^;)株元にはまだ雑草が残っていますが、この田んぼはこれで終わりにしようと思います。あとは稲が頑張ってくれるでしょう。

そんなこんなで無農薬ってけっこう大変なんですよ(^_^;)


浮き草に邪魔されて・・・

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オタマジャクシからほぼ変態を終えつつあるこのカエル(まだ尻尾が残ってました)。行く手を浮き草に邪魔されてちょっと難儀しているようでした。まあ溺れることはないんでしょうけどね(^_^;)

さて、明日はこの田んぼで「山形おきたま産直センター 田んぼの生きもの観察会」が開催されます。100名近い方々が参加してくださるようなので、いろいろな生きものたちが姿を見せてくれるといいなぁと思っています。無農薬で稲と雑草と生きものたちが共生している田んぼですが、とくに子どもたちには楽しんでいってもらいたいと思っています。


オニヤンマ

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今朝田んぼの水見をしていたときのこと。コンクリート蓋とスチール製グレーチングで閉じられた用水路でオニヤンマが羽化していました。羽化したのはいいのですが、そんな状況の場所なので外に出ることができません。ということでちょっと手助け、外に出してあげましたとさ。めでたしめでたし(^_^)
オニヤンマのヤゴは確か羽化まで3年くらいかかるはずなので、彼はどこかから流されてきてたまたまこの場所で羽化したのではないかと思います。長い月日をかけてやっと羽ばたいたのに外に出られないのではあまりに気の毒なので、偶然とはいえ助けてあげることができてよかったなぁと思っています(^_^)


アキアカネ羽化

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今朝からアキアカネの羽化が始まったようです。今日羽化したのはほんの一部でどちらかというとフライング気味な連中だと思いますが、「こんなに天気の悪いときにわざわざ羽化しなくても・・・」と言いたくなるくらい気の毒な感じでした。羽根が濡れて飛べなくなっていたり、水面に落ちて死んじゃっているのもけっこういましたからね。
彼らがどういうふうに羽化のタイミングを決めるのか私には分かりませんが、できることなら天気のいい日にを選んで羽ばたいていってほしいものだなと思います。


追肥

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今週は田んぼの追肥をおこなっています。
うちは「への字型栽培」という生育ステージで考えていて、その栽培方法だと穂揃い期(穂が出揃う頃)から逆算して45日前~24日前くらいが最高分けつ期(稲の成長がいちばん旺盛な時期)になります。「コシヒカリ」や「つや姫」は毎年お盆頃が穂揃い期になるので、ちょうど今頃有機肥料を散布しておくと稲にとってもちょうどいいタイミングになる計算です。

有機肥料は化成肥料に比べてチッソ含有率が低いので散布する量が多くなりますし、臭いも強くて扱いはちょっと大変です。散布後は作業着や軽トラに臭いが付いてしまうので、そのままコンビニとかには入りにくいんですよねー(^_^;)


ヤゴ

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田んぼにいるヤゴもかなり成長して早く動くようになってきました。例年通りだとあと1週間~10日くらいで羽化が始まるのですが、今年は稲の生育もちょっと遅れ気味なので羽化も遅めになるのかな?なんて思っているんですけどどうでしょうかね。

昨秋田んぼに戻ってきたアキアカネが少なめだったので今年のヤゴは少ないのかなと思っていましたが、見た限りではそれほど変わらない気がします。田んぼから飛び立つまであと少し、楽しみに待ちたいと思います(^_^)