今年の米検査


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今年の米検査も終盤です。今年は、カメムシによる軽度の被害が多いですが、それが無ければまず問題は無く、美味しい米ができました。カメムシに関しては、生息密度自体がかなり増えていることや、種類が変わってきていることもあるので、対応策を再検討しなければならないと思います。
今年は、新しい形態の米検査にも取り組んでいます。ばら検査といって、30kg紙袋ではなく、フレコンというデッカい袋に入ったもの(産直センターの場合は1000㎏)を検査します。大規模農家は、紙袋出荷だとかなりの数を扱わなければならないので、こういった出荷形態になってきています。画像は、フレコンより採取したサンプルを、品質が均等になるように分ける均分器という器具です。これで、サンプルを分けていき、最後は整粒・被害粒などに分析して等級を決定します。ばら検査は、紙袋の検査のようにスムーズな流れで作業が出来なかったので、今後に向けて諸々検討が必要ですね。

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