私の仕事場である(農)産直農園クロップは有機米、サクランボ、ラ・フランス、桃などの生産、販売をしていますが、私の主な持ち場は有機栽培の田んぼになります。田んぼのほうはまだ雪があるので何もすることはありませんが、目立たぬところで着々と種もみの準備を進めています(笑)
写真は「温湯処理」と「浸種」の様子です。温湯処理とは「種もみを熱いお湯に浸けて(うちは62℃7分)病原菌を殺菌する方法」で、化学農薬を使わなくても同等の殺菌効果を得られる環境にやさしい技術として近年注目を集めています。
そして、温湯処理が終わったら「浸種」します。文字通り”種もみを水に浸す”ことなのですが、たっぷり水を吸わせることで種もみは発芽しやすくなります。だいたい10日~2週間くらい浸しておくので今はこの状態になっています。
熱いお湯から急に冷たい水に沈められて種もみも大変かもしれませんが、ちゃんと芽が揃うよう頑張ってもらいましょう!