無農薬の米づくりでは化学合成農薬に頼らない分、雑草や病害虫に負けない強いイネ(苗)を育てることがとても重要です。そのためにこれまで育苗でも田んぼでもいろいろな努力や工夫をしてきたところですが、今年は新たに「ポット育苗」なるものに挑戦しています。
「ポット育苗」の特徴は、その名の通り苗箱がひとつひとつにポットで分かれていることです。この方法だとそれぞれの苗が独立して成長するので、田植え時に根っこをほとんど切らずに植えることができます(マット苗だとかなり問答無用な感じで根っこが切れてしまう)。根っこがたくさん残れば田植え後の成長がより早く強くなるのは明白なので以前から興味はあったのですが、ポット育苗は機械も管理方法も違うのでこれまで手が出せずにいました。でも今年はなんとか機械の段取りがついたので、まずは小さい面積からやってみることにした次第です。
写真は種まきしているときのものですが、借り物の機械にちょっと苦戦しながらの作業になりました。比較的単純な構造でしたが播種スピードはかなり速かったですね(^^;)
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