たまたま本屋さんで見つけ、勢いで買ってしまいました。あまりにも有名な書物ですが、よくよく考えると「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず・・・」の部分以外はほとんど知りませんからね(^^;)現代語訳ということもあって手が伸びました。
「学問のすすめ」は明治初期に書かれたものですが、訳者がけっこう大胆な意訳をしていることもあり、まずまず読み易くなっています。社会体制が一変した明治維新直後の若者向けに書かれたものなんでしょうが、ほぼ安定した現代社会を生きる私たちにとっても耳が痛い内容もけっこう書かれています。私個人としては、独立・自立に向けた考え方と行動についての項がいちばん心に刺さったかな(笑)。
それにしても・・・、あの時代にこのような’指南書’が記され、それを多くの市民が読んでいた(一説には10人に1人)という事実。私たちもますます学ばなければいけないという気にさせられます。まさしく「学問のすすめ」ですね。(めぐ)
学問のすすめ
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