アイガモさんがお肉になって帰ってきました。お肉にする作業は近くの業者さんに委託しているので自分たちが手を下す訳ではないのですが、お肉を前にやっぱりちょっと神妙な気持ちになりますね。
私は一度だけニワトリを解体したことがあるのですが、それはそれはショッキングな経験でした。私の年代としては行為自体がショッキングな上に、命を奪うこと、お肉を食べることの意味と否応なく向き合わなければいけませんからね。その時はしばらく鶏肉から遠ざかったりもしましたが、今は貴重な経験だったと感じています。よく言われるところの「いただきます」の意味も、より深く理解できた気もしますしね。
そう言いつつ私は毎年このお肉には箸をつけずにきたのですが、今年は有り難くいただこうと思っています。美味しくいただくことも供養でしょうからね。(めぐ)