米検査




私、生きもの調査隊員の他に、農産物検査員という顔も持っています。以前は国でやっていた米・麦等の検査ですが、現在は完全に民間に移行しています。皆さんも1等米・2等米などといった言葉は聞いた事があるかと思います。

検査は、主に標準抽出法という決められた抽出方法で、荷造り・量目・種類・銘柄・品位等(他にもいくつかあります)を検査します。ただし、その検査荷口の品位が均一でない場合等、抽出検査を行えない時は、その検査荷口全個数を検査する事になります。

今年は、イモチ病の影響で死米の混入や全体的に米がやせているといった事があったり、高温の影響で田んぼで割れたと思われる胴割粒が見られたり、例年に比べ等級をつけるのが難しい米が多いです。

こういった難しい米を数多く見る事が検査員の技能向上につながると思うので、これからの検査も頑張ります。

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