雪みず田んぼ 2




こっちの田んぼは秋耕した状態で湛水しています。

秋耕は切りワラの分解を促進させるので、翌年の田んぼで稲の根腐れ(俗にいう“田んぼが湧く”という状態)を軽減させる効果があります。なのでここまでは秋のうちにやっておくよう頑張っていますが、それなりに時間のかかる作業なので他の仕事との兼ね合いがなかなか大変です。それにトラクターの燃料代もかかりますからね。

有機栽培では田んぼに有機物(たい肥や米ぬか等)を施用することが多いので、田んぼが“湧いて”初期生育に支障が出ることがよくあります。初期生育が悪いと茎数不足で収穫量が少なくなったり、稲の成長が遅いので雑草に負けてしまったりします。私自身もそういう状態を経験しましたが、秋耕を始めてからはかなり改善されてきたように感じています。なので現状では「秋耕+冬期湛水」がベターな管理方法なのかなと考えています。ただ最近はまた不耕起栽培に興味が出てきているので、まあ色々冬越しの方法を実験しているところなんですけどね(^^;) (めぐ)

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