うちの地域をちょっと高いところから撮るとこんな感じです。けっこうちゃんと冬期湛水してますよね(^^;)
もともと国が「冬期湛水」を環境直接支払いの対象にしたのは、主に渡り鳥のための水辺を確保することを考えたからだそうです。なので積雪地帯では認めるか否かの議論があったわけですが、実際に水を溜めてみると雪の下でも凍らず溜まっているので微生物がゆっくりと“土づくり”してくれていることが分かります。そしてこれは実感できないのですが、水が常に溜まっていることで地下水への涵養(かんよう)効果もあるそうです。
この地域では水を溜めようが溜めまいが結局は雪に覆われて何もできなくなってしまいます。なのでどうせなら翌年の田んぼに支障がない範囲で地球環境にやさしい方法を選択していきたいものだと考えています。地域全体でもだんだん広げていければいいなと思いますね。(めぐ)