大潟村は干拓地ということで、一面田んぼしかないのかなと思っていました(大潟村の皆様、スミマセン)。たしかに一面田んぼなんですが、周囲には林があり、田んぼにはビオトープや魚道があったり、生きものとの共生を考えた取り組みを進めているのが分かりました。ビオトープにはオタマジャクシ、コガムシ、コオイムシ、アメリカザリガニなどが、田んぼにはアシナガクモがたくさんいました。棲みやすい環境を整えることで、元々の田んぼと変わらない生物多様性の世界をつくりあげているようでした。いや、ふつうの田んぼ以上かな。
写真は田んぼの排水側に設置されている魚道です。高低差は1.5mくらいあるんですが、ドジョウやフナ、時々コイも上ってくるんだそうです。なんだかすごいですね。
田んぼの基盤整備などで川・用水路と田んぼの往来ができなくなったことが、昔はふつうに見られたメダカやフナ、ドジョウなどが激減した要因のひとつとも言われています。
うちも魚道設置を検討したことはあるんですが、こういった事例を参考にしたいところですね。(めぐ)