大潟村でもチェーン除草をおこなっているそうで、自作のチェーンや機械を見せていただきました。位置によって長さを変えたり、時期によってチェーンのサイズを変えたり、先をニ岐にしてみたり、いろんなことを考えながら改良を加えていっているそうです。
自分の使い方や田んぼの状態にあわせて機械や道具を改良する。簡単に出来そうで、これがなかなか難しいのです。私にとっては不得手な分野なんですが、見習ってなんとか頑張っていきたいなと思いました。
ちなみに私が見せていただいた田んぼは3〜4回チェーン作業したそうですが、ほぼ草を抑えていて、予定収量を十分確保できそうな感じでした。
もちろん田んぼに入らず抑草できるのが理想なのですが、すべての田んぼで成功させるのは至難の業です。さまざまな方法を組み合わせ、少ない労力でいい田んぼをつくる努力と工夫をそれぞれがしています。そういう意味でも先進農家を見学させていただく機会というのは本当に貴重な経験になりますね。(めぐ)