普段は大きさや羽とかでなんとなく見分けていますが、写真にするとイナゴとバッタ(とくにトノサマバッタ)は見分けにくいよなぁ、なんて思ったりもします。これはイナゴで間違いないと思いますけどね。
ちょっと話は逸れますがご勘弁を。日本で生活しているとあまり実感がないんですが、世界的には人口増加や異常気象による食糧不足が大きな問題になっています。難しい問題であると思いますが、FAO(国連食糧農業機関)では問題解消の切り札として「田んぼ」に着目しています。そしてその理由のひとつが「米とともに、田んぼに集まる生きものも食糧になる」ということなんだそうです。日本で言えばドジョウやイナゴのことですね。田んぼを軸とした生物多様性が食糧問題解消の一助になるのだとすれば・・・、ちょっと期待しちゃいますね。ちなみに他の理由としては生産性、連作、水資源の循環などがあるそうです。いずれにしても世界的には田んぼの価値が見直されているということなんでしょう。
来秋名古屋で開催されるCOP10(生物多様性条約締結国会議)では、田んぼの生物多様性や多面的機能に注目が集まるのでは、と言われています。田んぼやお米の価値が見直される契機になってくれるといいんですけどね。
ああ、長々と書いていたら日付が変わってしまった。纏まりのない文章ですみません。(めぐ)