うちでは何年か前からJAS有機栽培用「有機種子」の生産をしているのですが、昨日は公的機関の担当者に来ていただいて現地確認をしていただきました。
種子用の田んぼを管理する上で重要なことは、
・品種の特長を高いレベルで均一に出すこと
・充実した種もみに仕上げること
・病気を付けないこと
など。農薬や除草剤を使わずにこの条件を満たすのは正直なかなか大変で、うちも雑草対策を兼ねて紙マルチで管理するようにしています。今回の現地確認で大きな指摘事項はなかったので、とりあえずはホッとしているところです。このまま稲刈りまでいきたいところです。
JAS有機栽培では有機種子を使うことが法律で定められていますが(著しく入手困難な場合を除く)、その供給体制は全国的にもほとんど整備されていません。山形県では県有機農業者協議会が中心となってその供給体制の整備を進めているところで、うちの有機種子もまだ正式な認定は受けていませんが、まあ一歩ずつ前進しているところかなーと思います。もう少しお国の支援なり援助なりあれば助かるんですけどねー。