TPP交渉


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ここ最近またTPP交渉のニュースが大きく報道されるようになってきました。安倍総理は「TPPは国家百年の計」などと言ってすっかり前ノメリなようですが、そんなに重要なことが“秘密交渉”で進められているなんて不自然だし、一般庶民に知られたら不都合な何かがあるように思えて仕方がありません。きちんとした情報公開の基で議論したいところですが、やっぱり無理なんでしょうかね?本来なら政府を信頼したいところですが、前の総理大臣は公約に反して消費税増税を持ち出したし、現在政権を握る自民党は写真のポスターを掲げて選挙を戦ったのにこれだし・・・。政治が悪いのか国民が悪いのか、はたまた両方とも悪いのか?じつに悩ましいところです。

「日本経済の再生」は重要なことだと思いますが、国家の安全保障に直結する農業・食糧問題を一般的な経済活動と混同するような国が世界にはどのくらいあるんでしょう?地理・気候条件から農業に適さない国ならいざ知らず、アメリカやオーストラリアなど“農業大国”といわれる国ですら日本をはるかに上回る補助金を自国農業に注ぎ込んで保護しているんですけどね。わが国の農業に改革すべき点が多いのは事実だと思いますが、それらがTPPによって改革できると考えるのはかなり危険だと思うんですけどね。それに日本ほど気候に恵まれ農業インフラも整備されている国がアメリカに同調して自ら丸裸になるようなことをすれば、きっと世界中から嘲笑と大きな失望を受けるでしょうね。そうならないことを願いたいところですが・・・。
ちなみに私は世界が同じ土俵で戦う必要などないと思っているのでTPPには反対の立場です。まあアメリカの要求を断ることが難しいのは理解していますが、国民一人一人が主体的に考えて結論を出してほしい問題だと思います。なんたって「国家百年の計」らしいですからね。
まとまらない文になりましたが以上です。

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