次にカメムシ調査です。カメムシ調査は公的機関が全県下通年でおこなっているので、それらのデータを参考に私たちも自分たちの田んぼで調査をおこなっています。私たちの場合もともとカメムシ防除をしない田んぼのほうが多いのですが、この調査の結果から今年の被害を予想したり、場合によっては対策を練ったりしています。
今年のカメムシは春先からずっと「かなり多い」という傾向だったのですが、7月下旬の大雨でかなり密度が下がったようです。今回の調査でも似たような傾向だったので、今後の管理をしっかりやれば今年はある程度大丈夫なのかなと個人的には思っていますが、はたしてどうなるでしょうかね?クモを中心とした田んぼの生物多様性を最大限活かすこと、草刈り時期を極力遅くすることなどで、農薬に頼らずカメムシ被害からお米を守ってあげたいものです。
ちなみに写真中央にいるのが「アカスジカスミカメ」というカメムシです。赤い筋が見えますよね?最近山形県内ではコイツが増えてきてるんですよね〜。(めぐ)
カメムシとクモの調査2
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