月別アーカイブ: 2014年4月

ポット苗の種まき1


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去年に引き続き、今年もポット苗の種まきをおこないました。
ポット苗は田植え時に根っこが切断されないので初期生育が良く、とくに有機(無農薬)栽培に適した育苗方法だと思います。でも
・面積当たりの必要枚数がかなり多くなる(マット苗は1反当り20〜25枚、ポット苗は35枚くらい)
・種まきや田植えに専用の機械が必要
・苗代の管理方法がプール育苗より手間がかかる
などの理由から、現状ではマット苗に対し圧倒的少数に留まっています。
そんなこともあってうちもしばらく二の足を踏んでいたのですが、機械の都合がついたことから昨年からポット苗の試験を始めています。昨年はある程度良い感触を掴めたので、今年はそれが確信に変わるような結果を得たいところです(ちょっと松坂大輔風に締めてみました)。

畔塗り1


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今日は自分の田んぼの「畔塗り」をしました。
作業は畔塗り機を取り付けたトラクターでおこないますが、作業後はこんな感じでかなりキレイになるんですよ。私は田植え後に“深水管理”という抑草対策をするので、まずは水漏れしない高さある畦畔を造っておく必要があるのですが、とりあえず今年はこれでバッチリな予定です(笑)

続苗出し


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昨日は保温材で覆った後の苗代を載せましたが、今日は並べた状態のものを載せたいと思います。プールにしたときに水が流れやすくなるよう縦方向には少し隙間をあけて並べています。これを一枚一枚並べていくのでちょっと腰に悪いですよね(^^;)

苗出し


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うちでは今日から苗代への苗出しをしています。苗箱を一枚一枚並べていく作業なのでなかなかの重労働ですが、これをしないと始まらないのでなんとか頑張っています(^^;)
写真は並べ終わって保温材を被せたところです。あと1日半で並べ終わる予定ですが、並べているところも載せられたら載せたいと思います。
ちなみにこのあとですが、この状態で1.5葉期まで管理して、その後プール育苗に移行する予定です。

芽出し


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ちょっと間が空きましたが、水稲の種まき後の管理について書きたいと思います。
種まき後の管理は農家によってさまざまな方法があるようですが、うちでは温室(普段は果樹用の冷蔵庫)で「芽出し」をという管理をおこなっています(種もみ段階でも同じ言葉を使うので紛らわしいですが、今回のは苗箱の状態での“芽出し”です)。室温25℃を目安に3日間くらいで芽が出てくるイメージですが、うちは比較的余裕をとったスケジュールなので、発芽具合いに合わせながら管理するようにしています。
芽出しの次は苗代(露地)に並べる作業になりますが、この写真くらいの状態でなればちょうどいいくらいだと思います。種まき〜1.5葉期くらいまではかなりデリケートなので管理にも気を遣いますが、ちゃんと丈夫な苗を植えられるよう頑張りたいところですね。

子ニャンコ


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去年の春に産まれた子ニャンコも畑の小屋に戻ってきてくれました!初めての冬は厳しいものだったはずですが、一匹だけでも無事姿を見せてくれて嬉しいですね!
ちなみにこのニャンコは鼻の辺りとお腹が白いんですが、上から撮ると黒猫みたいに見えますね(^^;)