月別アーカイブ: 2012年11月

メダカの里親




ほとんど誰も知らないのですが、当地区(南陽市漆山)では数年前から田んぼや水路にメダカを復活させる取り組みをしています。無農薬田んぼを増やしたりビオトープ(ため池)や魚道を設置するなどした結果、夏場はかなり殖えてくれるようになりました。ただ、今あるビオトープや水路ではなかなか冬越しが難しいようで、そこが大きな課題になっています。

そこで思い付いたのが冬の間だけ預かってもらう「メダカの里親制度」で、記念すべき第1号を地元の保育園に引き受けていただくことになりました。明日が引き渡し式なんですが、園児と先生方、来春までどうぞよろしくお願いします!

里親制度と平行して私たちは田んぼ周辺で冬越しできる環境づくりをしていく必要があります。大きな池をつくるとかいくつかの案が出ていますが、いつまでも里親制度に頼らなくていいように頑張らなくてはいけませんね(^^;)

※ちなみにこのメダカは南陽市内某所で自生していたものをビオトープに放して夏場に殖えたものです。(めぐ)

山寺




今日は山寺(立石寺)に紅葉を見に行ってきました。日曜日ということもあって混んでましたが、なんとか天気ももってくれてよかったです(^^;)

四方を山に囲まれた置賜盆地に暮らしているので「わざわざ紅葉見に行かなくてもいいんじゃないの?」なんてよく言われますが、やっぱり山寺の紅葉は綺麗でしたね(^^)長い階段登ったってこともあるのかな?(笑) (めぐ)

玄米出荷!




今日は沖縄行きの玄米出荷がありました。遠く沖縄の地でも私たちのお米が食べられているんだなぁ。。。なんて思うとなんだか不思議な気分ですが、美味しく食べていただけているのであればなお嬉しいですよね(^^)

沖縄にはフェリーで運ばれていきますが、コンテナの長さが短いのでこんなに高く積まなければいけません(これでも過積載ではありません)。今日は最初は12段、最後でも11段積みましたが、はっきり言ってすごくしんどい仕事です(-_-)夏だとマジで倒れそうになりますもんね(^^;)

これだけ苦労して送り出してますんで、沖縄の皆さんにはぜひとも美味しく食べていただきたいものです(^^) (めぐ)

ラ・フランス




そろそろラ・フランスの出荷が始まります。

ラ・フランスは収穫直後はほとんど香りも甘さもなく、“追熟”という行程を経ることによってあの香りや甘さが出てきます。うちではある程度追熟度合いを揃えて出荷していますので、届きましたらそれぞれに自分のお好みの頃合いを見つけて味わっていただければと思います。ちなみに一般的な食べ頃の見分け方としては、「“肩”の部分が指で押して凹むくらい」とか「ナイフが“すぅ〜っ”と入るくらい」が目安と言われています(^^;)

こんなことを書いていますが、私はずっとお米の仕事にかかりきりで収穫にも出荷にもぜんぜん携わっていません(-_-)でも、きっと美味しいハズですよ(^_-) (めぐ)

ビオトープ




交流田んぼのビオトープです。この地域は初秋以降に用水が止まるので、天気続きのときには何度か“渇水危機”がありましたが、なんとか無事に乗り越えてくれました。ずっと水があったおかげで今でもメダカもフナもドジョウも元気でいてくれています。ちょっとですけど“命を繋ぐ”ことに貢献できているようで嬉しいですね(^^)

うちの地域ではかなりビオトープは増えてきたのですが、通年で水が貯まっているかと言えば「・・・」な現状です。用水が止まるのでどうしょうもない部分があるんですが、農家として出きる範囲での努力はしていきたいものですね。

今日は二十四節気の「立冬」。体感的にはまだ「晩秋」ですけど、語感から嫌でも「もう冬が来るんだなぁ」という気にさせられます。雪が降る前にやっておきたい仕事は山ほどあるので、いよいよ気合を入れて頑張らなくてはいけないですね。(めぐ)

ブルーベリーの紅葉




ここのところずっとお米の仕事ばかりしていたのですが、今日は久しぶりにブルーベリー畑に行ってボカシ肥料とたい肥の散布をしてきました。

久しぶりの畑仕事で気分もよかったのですが、今日はブルーベリーの綺麗な紅葉でさらにテンションUP!短い秋のささやかな楽しみですね〜(^^) (めぐ)

大失敗(-_-)




私が手掛けているラズベリーです。ラズベリーは“2季成り”のものが多く、初夏と秋に収穫することができます(量は初夏が断然多い)。今年は初夏にまずまず収穫できたので「こりゃ秋も期待できるかな?」と思っていたのですが、残念ながら実を付けたのはごく一部という惨状になってしまいました(>_<)

原因はいろいろと考えられるのですが、基本的には私があまりラズベリーの専門的な勉強をせず、聞きかじりと思い込みで管理や剪定をしてしまっていたことが大きかったのではないか思います。初夏収穫後の管理などは全くの早合点でずいぶん間違ったことをしていたようですし、今回のことをしっかり反省して今後に繋げていきたいと思います。

ラズベリーは最長2年で枝が更新されるので、ある意味“やり直し”をしやすい作物です。今秋彼らには悪いことをしてしまいましたが、しっかり勉強してきっちり“リスタート”を決めたいところですね。(めぐ)