今日の朝日新聞にこんな記事が載っていました。内容は、生きものが棲みやすいよう冬も田んぼに水を張る「ふゆみず田んぼ」が、大津波による塩害を大幅に軽減している、というものでした。
私たちも取り組んでいる「ふゆみず田んぼ(当地では“雪みず田んぼ”)」が被災農地の復興に一役買っているということで、読んでいる私もちょっと嬉しくなりました。普段はあまり注目されない田んぼの「水」や「生きものたち」ですが、こういう機会にその価値が見直されればいいなと思いますね。
そして今回このプロジェクトを進められている「NPO法人田んぼ」の岩渕先生は、私たちが田んぼの生きもの調査を始めるにあたりいちばん最初にレクチャーしてくれた人でもあります。文中に「水の力と生態系の力を信じて田んぼの復興を進めていく」というコメントがありますが、本当にその通りだと私も思います。田んぼ復興のため、おおいに活躍されることをご期待しております。私たちも力になれることがあれば頑張らないといけないですね。(めぐ)