月別アーカイブ: 2011年7月

My田んぼ




7月も半ばを過ぎ、私の田んぼの出来もだいたい分かってきました。

有機栽培でこの時期気になることは、おもに雑草の生え具合いと稲の成長具合い(茎数)なのですが、今年は両方ともほぼ問題なくきています。私の田んぼは毎年生育が遅れ気味だったので今年はそれなりの手を打ったのですが、ここはまずまず上手くいったのかなと思っています。除草作業もウキクサが覆ってくれて楽だったし、毎年このくらいの手間で安定してくれれば言うことないんですけどね。

さてこの後の管理ですが、私の田んぼはもう除草も追肥もしないので、あとはほどほどの水管理をおこない秋の稔りを待つ、という感じになります。今夏も昨夏同様高温障害が気になりますが、なんとかやり過ごして無事に秋を迎えてほしいものだと思います。(めぐ)

モンテディオ山形




今日はJリーグのモンテディオ山形vs名古屋グランパス戦を観てきました。

試合は0−2で完敗。正直名古屋の出来は良くなかったように思いましたが、モンテが勝てそうな雰囲気もあまり感じられませんでした。戦力が足りていないことが苦戦の原因であることは間違いないのでしょうが、今日の2失点目のように連携ミス、判断ミスからやられているようでは辛いものがあります。出来ることを粘り強くやって、連携をしっかりとって戦ってほしいものだと思います。

現在17位、上との勝ち点も開いているのでかなり苦しくなってきています。地方の資金力のないクラブですから苦戦も仕方ない気もしますが、今年は山形らしい粘り強さが発揮されていないことが気懸かりです。難しい状況だとは思いますが、なんとかチーム一丸となって踏ん張ってほしいものです。

写真は試合前にゴール裏のサポーター席に掲げられる巨大フラッグです。今日は11,000人を超えるサポーターが集まりましたが、チームが勝ち星で応えてくれることをみんな期待しています。次戦以降また頑張ってほしいですね。頑張れモンテディオ山形!(めぐ)

中干し前に




交流田んぼもそろそろ中干しに入ります。中干しとは稲の根張りを促進させるために一度田んぼを乾かすことなんですが、そうなると逃げられなかった魚やまだカエルになっていないオタマジャクシなどは命の危機を迎えてしまうことにもなります。わざわざ魚道を付けておいて可哀想じゃない?という気がしないでもありませんね。そこで・・・。

田んぼの隅や畔際を深めに掘り、彼らの緊急避難場所を造ってあげることにしています。あまり広くはないスペースですが、上手くここで命を繋いでほしいものですね。

本来なら水路や川など広い範囲で命を繋ぐサイクルができるといいのですが、現状はまだそこまでできていません。将来的にはそこを目指しつつ、今はこういった方法で頑張っていきたいと思っています。メダカにドジョウにフナ。その他諸々の魚がふつうに見られるような環境を取り戻すよう、みんなで努力していきたいものですね。(めぐ)

つや姫の田んぼ




紙マルチで有機栽培しているつや姫の田んぼです。一週間くらい前は「ちょっと寂しいかなぁ・・・」という印象だったのですが、ここ数日でかなりしっかりしてきました。初めて栽培する品種なのでイメージしづらい面もあったのですが、とりあえずは「への字」栽培として恥ずかしくない姿になってくれてホッとしています(^^;)

「つや姫」は昨年全国デビューした山形県期待の新品種です。昨年は多くのお米が高温障害等で品質を落とすなか、つや姫は酷暑を乗り越え高品質のお米を稔らせました。また食味も極めて良好ということで、市場からは「とても良いお米」という評価を獲得しつつあるようです。そんなお米ですから「有機といえども下手には作れないな(^^;)」とは思っていたのですが、この姿ならいい感じに持っていけそうな気がします。頑張ろーっと。(めぐ)

アイガモの田んぼ




アイガモで有機栽培している田んぼです。毎年何ヶ所かは雑草で青く見えるところがあるのですが、今年はなかなか上手くいっている感じがします。これならアイガモに混ざって除草機を押す、という屈辱(?)から今年は解放されそうですね(^^;)

さて肝心の稲ですが、まだちょっと寂しい感じに見えますね。まあこの田んぼは苗代に使っているので田植えはいちばん最後(確か6月15or16日)。どうしても生育が遅れてしまうのです。遅れるのは毎年のことなので苗を多めに植えるなどの工夫はしていますが、まあこんなところで仕方ないかな、と思っています。グングン成長するアイガモたちに負けない程度に頑張ってほしいですね。(めぐ)

魚道 2




今朝網を確認してみると・・・。フナが7匹入っていました(^^;)それと魚道を登った訳ではないと思いますが、トノサマガエル2匹とコガムシの幼虫2匹とタイコウチ1匹も入っていました。ドジョウがいなかったのがちょっと意外でしたが、もう産卵は終わったのかもしれませんね。

交流田んぼももう少ししたら中干しに入りますが、田んぼに深みを作るなどして魚の居場所は確保してあげようとは思っています。(めぐ)

魚道




今年も交流田んぼに設置している魚道。今日網を仕掛けてきたので明日の朝確認してみたいと思います。何匹かかかっているといいんですけどね。ちょっと楽しみです。

ちなみに今年は一度だけ網を仕掛けて登ってくる魚を調べたのですが、そのときはドジョウとフナがけっこう確認できました。多少の役に立っていることは間違いないと思うんですけどね(^^;)

(めぐ)

羽化 2




そして羽化したとんぼです。まだ飛ぶことに慣れていないのか、稲に掴まってじっとしていることが多いようですが、そのうち活発に飛び始めるのではないかと思います。

アキアカネは夏場の暑い時期は高い山などに避暑に出かけ、秋に成熟して(赤くなって)田んぼに戻ってきます。我々も見習いたいようなライフサイクルですね(笑)

赤とんぼは田園風景を代表する生きもののひとつで、そのほとんどが田んぼから生まれていると言われています。ある種の農薬施用によって激減しているという報告もありますが、今年もこうしてたくさんのとんぼの羽化を見ることができてひと安心です。でもまあ、将来的にはこんな心配をしなくて済むよう、地域ぐるみで豊かな環境の維持・保全に頑張っていきたいものですね。(めぐ)

ひまわり大作戦 2




減反の田んぼをさっと草刈りし、ひまわりの苗を植えること約150本。ひまわりは肥料食いということなので、根元にたい肥を撒いて作業終了です。あとは草刈りくらいしかできませんが、立派なひまわりに成長していってほしいと思います。

今年はここ以外にも50本ほど植えたので、約200本を植えたことになります。夏以降どのような景観になるのかちょっと楽しみですね。(めぐ)