月別アーカイブ: 2010年12月

雪!




お昼前の交流田んぼです。昨日はハンバーグレストラン「びっくりドンキー」の生産者協議会で仙台に泊まっていたのですが、あちらはとてもいい天気。そして奥羽山脈を越えて山形はこんな感じです。当たり前といえば当たり前ですが、ずいぶん違うもんですね。

ただ、午後から天気は回復傾向なようで、明日の予報は晴れ。来週は比較的気温が高めなようで、このまま積もることはなさそうです。なるべくなら年内は積もらないでほしいなあ・・・。(めぐ)

籾殻燻炭作り




最近の日課で、籾殻燻炭を作っています。

我が家では春の種まきの時に、苗箱に敷く床土にいくらか燻炭を混ぜぜ、更に種をまいた上にかけるかけ土を100%籾殻燻炭にしています。

理由はいくつか有りますが、土代の削減と苗箱一つの重量削減が大きな目的です。

因みに燻炭を作る場合、田んぼなどで籾殻を山にして焼いて作るのが一般的だと思いますが、我が家は、画像のような籾殻燻炭機を使っています。

一回に作れる量は中に入る分しか出来ませんが、簡単にキレイな燻炭が作れます。

普通に作ると燻炭も出来ますが灰に成るものもあると思います。

灰が入ると先に書いた種まきの床土に使った場合に土に水がしみにくくなったり、種まき作業中灰が舞って煙たいと言ったような事に成ります。

燻炭だけでも多少炭のこなが舞いますが、灰が入っている時よりは大分ましです。

そんな感じで毎日せっせと燻炭を焼いております(拓)

耕作放棄地から 3




そしてこのように加工してマメコバチの巣にします(写真は昨年の巣)。ハチの気持ちはよく分かりませんが、きっと彼らも身近な材料で作られた巣のほうが住みやすいのではないでしょうかね?

さて、3回に分けて耕作放棄地の葦を活かす取り組みを書いてきました。ただ、現在では刈ること、加工すること、その他諸々に手間暇がかかるため、中国産の葦や出来合いの巣を使っている人がほとんどらしいです。農村の現状からしてこれは仕方のないことだと思いますが、葦は水質浄化や小鳥の住処になるなど環境保全に役立つ植物です。また、葦簀(よしず)など日本人の生活に深く関わってきた植物でもあります。人間がひと手間かけることで保全できるのなら、なんとか護ってやりたいものだと個人的には思います。そして、このような「農産物価格には反映されないけど社会的には意味ある行為」に、もう少し価値を見いだすような社会であってほしいな、とも思います。(めぐ)

耕作放棄地から 2




葦をマメコバチの巣にするためには、まず刈ってこなくてはいけません。以前は鎌で刈っていたのですが、今は肩掛けの草刈り機できれいに刈り倒し、適した太さのものだけを集めるようにしています。そしてそれを束ねたものがこんな感じです。うちではこのくらいの束が30セットほど必要なのですが、所要労働力は3人で半日くらいな感じです。

ちなみに注意する点としては、雪が降って潰れる前に作業をおえること。それに刈った後の株で長靴に穴をあけないこと。くらいでしょうかね。

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耕作放棄地から 1




機械が通れる農道に面していないことが嫌われて「耕作放棄地」となって久しいこの「元田んぼ」。いまは葦が生い茂っています。これはこれで残念な状況なのですが、生えているのが「葦」ということが幸いし、耕作放棄地の有効活用を目指すことになりました。というのも「葦」はサクランボの受粉期に活躍するマメコバチの巣として用いられているからです。

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弔い鍋!?




昨日天国へ旅立ったアイガモくんたちですが、早くも鍋になって登場です。

こんなことを書くと「可哀想」とか「残酷だ!」と言われることもよくあります。私も最初の二年くらいは可哀想で箸をつけることができなかったのですが、自分で解体したことをきっかけに食べられるようになりました。鳥の命を奪うことは当然悲しいことですが、「肉を食べるということは他の生き物の命を奪うこと」というある意味当然のことを再確認する貴重な機会であったと今では思っています。

彼らは大袈裟に言えば「田んぼで苦楽を共にした仲間」。私も悲しい気持ちは大きいですが、美味しくいただくことでこれまでの謝意を表したいと思います。これまでご苦労さまでした。ほんとにありがとさまね。(めぐ)

魚道を設置した水路




魚道を設置した水路は、魚が棲めるようにある程度の水位を確保しています。そしてドジョウなどはかなり増えているようですが、それを狙ってサギが常駐(?)するようになっています。

こういった状況、本来なら自然のままにしておきたいところなんですが、何もかも食べ尽くされちゃいそうな感じもあるので部分的に鳥避けの糸を張ることにしました。アオサギ諸君、魚が増えるまでもうちょっと待っててくれな。(めぐ)

追伸 本日アイガモくんたちが天国へ旅立ちました。一年間ありがとう。お疲れさまでした。

魚道撤収




今年初めて交流田んぼに設置した魚道を撤収してきました。雪が積もらない地域では常設で問題ないのですが、こちらでは畦畔や魚道そのものを壊すことにもなりそうなので、ひと手間かかりますが片付けないといけません(-_-)

「田んぼと水路のネットワークを回復し、田んぼで魚が産卵できる環境を取り戻す」という目的で設置した魚道。ほとんど手探り状態でのスタートではありましたが、ドジョウを中心に田んぼへ遡上していることが確認できました。また、生きもの調査などの機会に御披露目と説明をおこなったことで、今後の水路ネットワーク回復へ向けた筋道も多少はつけられたかなとも思っています。環境が整いメダカ、ドジョウ、フナなどが田んぼで産卵できるようになれば、田んぼはより楽しくなりそうですよね。水路ネットワークについてはなかなか難しい問題も多いのですが、地域の力を結集してより良いものにしていきたいものです。

さて、大工さんに造ってもらったこの魚道。木製なので劣化(腐食)が気になるところでしたが、見た限りは全然大丈夫そうでした。また来年、魚たちと田んぼの架け橋として活躍してほしいものですね。(めぐ)