月別アーカイブ: 2009年11月

交流田んぼのお米 3




そして抽出した検体は穀物検査員によって検査されます。検査項目は整粒歩合や充実度、被害粒などたくさんありますが、私は検査員ではないので詳細は割愛させていただきます。ちなみに交流田んぼの玄米は倒伏してしまったせいかやや未熟粒(緑っぽく見えるもの)がやや多めでしたが、全体としては特に問題はなかったようでした。

そんなこんなの検査を経て、お米には1等から規格外までの格付けがおこなわれます。

この検査はずっと国の機関がおこなっていたそうですが、7、8年前から民間検査になったんだそうです。民間検査というと建築関係の某事件が思い浮かびますが、私たちはちゃーんとやってますよ。

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交流田んぼのお米 2




搬入されたお米は、数量、量目(重さ)、記載内容のチェックなどを経て、品質の検査をおこないます。

一般的に品質検査は「抽出検査」と呼ばれる方法でおこないます(袋数によって決められた数のサンプルを抜き取って検査すること)。そして実際の抜き取りは写真のような感じになります。

紙袋を突き刺すので米がこぼれないか心配になりますが、ふつうにやっていれば特に問題はありません。そして穴には専用のシール(かなり粘着力が強い)を貼って処理します。

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交流田んぼのお米 1




本日、交流田んぼで生産されたお米で穀物検査を受けました。その様子を何回かに分けて書いてみます。

まずは受験前の玄米袋から。玄米袋はだいたいの部分は印刷されていて、銘柄(コシヒカリ)、生産者氏名、住所等必要箇所をハンコ等で記載します。それとこのお米は有機栽培米なので、登録認定機関の生産者認定番号と圃場番号も記載してあります。ちなみに交流田んぼの圃場番号は「1」です(29番まであります)。

おきたま産直センターの場合、ここまでは生産者が自分でおこない、確認の上検査場に搬入することになっています。

そしていよいよ検査になるわけですが、それは次項にて。(めぐ)

生物多様性農業支援センター


生きもの調査を通じてお付き合いがある「NPO法人生物多様性農業支援センター(略称BASC)」。生きもの調査の総本山と言っても良い存在で、調査の普及推進、取り纏めなどをおこなってくれています。

ここのホームページが最近新しくなったのですが、そのなかに「理事長の部屋」というコーナーがあります。そこには農業政策や環境保全型農業の在り方などについて原理事長の考え方が書かれています。農家とは異なる視点からの提言は、日々の農作業にかまけて不勉強になりがちな我々にとって、とても勉強になることが多いです。

原さんの提言は農家じゃない人でも充分理解できる内容なので、興味のある方はぜひお読みいただきたいと思います。GATT ウルグアイラウンドに関する内容とか、けっこう興味深いことが書かれていて面白いですよ。(隊長)

生物多様性農業支援センター:理事長の部屋

ありゃ!?




ラ・フランス畑に肥料をふっていたら、どういう訳だか堆肥散布機のステップ(人が乗るところ)が折れてしまいました。こんな丈夫そうな場所が折れるなんて・・・。まったく予想外の出来事でした(–;)

ステップがないと機械といっしょに歩くことになるので、ある意味健康に良いとも言えますが、やっぱりないと不便な感じはします。あーあ、早いとこ部品取り寄せよーっと。(めぐ)

もみじ




紅葉ネタのおまけです。真っ赤になったカエデの葉っぱを、知人宅の垣根から拝借してきました。

カエデ(楓)は江戸時代から品種改良がおこなわれてきたそうで、今では300を超える種類があるんだそうです。江戸時代の人も今と変わらず紅葉を楽しんでいた、ということなんでしょうね。(めぐ)

いちょう並木




今日米沢市街を通ったときに撮りました。通行する私たちにとってはとても綺麗なんですが、下にはかなりの落ち葉が・・・。これで焼き芋とかしたらきっと美味しいんでしょうね。

Wikipediaで「いちょう」を調べていて分かったのですが、いちょうの葉が秋に黄色くなることを「黄葉」というんだそうです。私はひと括りに「紅葉」なんだと思っていたのですが、たしかに「黄葉」そのものですよね・・・。勉強になりました。。。(めぐ)

アイガモ




この場所に移動してきてからも外敵などに襲われることなく、かなり順調に成長してきました。ときどき脱走する輩もいたりしますが、このまま無事にいってほしいものですね。

昨年はアイガモの田んぼで収穫した米が食味コンクールで入賞しましたが、今年も食味計の数値はかなり良好(当方調べ)でした。とりあえずは今年も良い品質のお米を生産できたことにほっとひと安心しています。ということで今年も一応コンクールに出品してみましたが、果たして今年はどんなもんでしょうかね。ちょっとだけ楽しみにしたいと思います。(めぐ)

お気に入り!?




畑の作業小屋に住むネコ(牝当歳)。最近はフォークリフトの運転席がお気に入りのようで、ここで丸くなっていることが多いです。かなり古くなった座席ですが、座り心地がいいんでしょうかね。

それにしても・・・、春からずいぶん大きくなりました。(めぐ)