種もみの温湯処理も終わり、次は「浸種」という作業をおこないます。浸種とは種もみを催芽(発芽)させるために吸水させることで、芽出しを揃えるという意味合いもあるそうです。
産直センターでは水温10度で15日程度を目安にしています。まあ実際に水温を調整することはなかなか大変なので、農家の「勘どころ」による場合が多いんですけどね。(めぐ)
月別アーカイブ: 2008年3月
カキドウシ
園芸の世界では、斑入り葉の蔓性植物「グレコマ」と呼ばれています。葉からはミント系の香りがします。
野にあるカキドウシには斑がありませんが、春先の紫色の花は慎ましさを感じます。コバ
雪の下から
昨春に植えたアジュガです。ちゃんと葉をつけたまま越冬していましたが、さすがに雪でペチャンコになっていましたね。
昨年は試験的にほんの少しだけ植えましたけど、ロクな管理もしないでこれだけ根付いてくれたことに感心しています。まだたったの1年なので畔を覆い尽くすには程遠い段階ですが、今後の成長に期待したいと思います。
ちなみに今年も追加して植える予定です。(めぐ)
今年のチャレンジャー
ノイチゴです。実は赤く、酸いものです。斜面のグランドカバーとして実験予定です。これで甘ければ言う事なしなんですが。こば
雪解け
いよいよ田んぼの雪が解け始めてきました。
産直センターでは、この雪解け水を溜めておくことを「雪みず田んぼ」と呼んでいるのですが、いよいよこれからが本番って感じですね。
水温、地温が上昇する(いままでと比べればですけど)これからの時期に、上手く管理して土を肥やし抑草効果の上がる田んぼに繋げていきたいものです。(めぐ)
更にもう一つ
あさづきです。
フキノトウと違い知らない人もいるかも知れませんが、家では春先からよく食べます。
フキノトウと一緒でそこら辺に勝手に出てきます。
茹でて酢味噌あえで食べるのが一般的です。
春の味覚
フキノトウです。
雪が融けてだいぶ生えてきています。
また一つ春らしくなってきた感じです。
春ですね〜。
今日ももちろん働いております。
このところ、あったかい日が続いていて、雪よりも雨の方が多くなってきました。雪みず田んぼの雪も順調に溶けています。
毎年この時期は、春作業が忙しくなってくるので憂鬱になりがちなのですが、今年は試したいことや、やらなければならないことがたくさんあるので、それどころではないという状態です。
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田んぼに
温湯処理(試運転)
種もみの準備が終われば、次は「温湯処理」です。
温湯処理とは、種もみに付いている(かもしれない)病原菌を低温殺菌する方法で、主に「ばか苗病」(スゴい名前ですね)を防止するためにおこないます。うちの場合は62度6分を目安にやっています。
慣行栽培では農薬で消毒するそうですが、この方法で同等の効果が得られるんだから、こっちのほうがいいですよね!?ただ、機械の準備などなかなか難しい面もありますので、産直センターでは日にちを決めて共同でおこなっています。
写真は試運転の模様です。機械はタイマー付きのお風呂みたいな感じですね。(めぐ)