稲刈りも無事終了し、いまは出荷の準備に追われています。
刈りとった籾は、「乾燥」「籾すり」という工程を経て玄米となり、その後検査場で格付を受けてから産直センターへ出荷という流れを辿ります。格付は1等〜規格外まであり、それによって当然値段も変わるので検査員の責任は重大!
写真は穀物検査員が玄米の品質を検査しているところ。検査項目は多岐に渡り、しかもかなり細かい作業なので、けっこう目が疲れるみたいです。それにもちろん神経も。なかなかたいへんみたいですね…。(めぐ)
月別アーカイブ: 2007年10月
蒲の穂(がまのほ)
蒲の穂が乾くと、見た目は柴犬のような色で、フワフワとした綿毛になります。仕事を忘れてほぐしてしまいます。
今ごろ!?
つい先日収穫が終わったばかりのラ・フランスなんですが、今ごろ花を咲かせようというちょっと勘違いな枝を見つけました。
こういう現象は働き盛りの木にはほとんどなく、幼木や弱りがちの木に起きやすいようです。春と気象条件が似ていることが原因みたいですが、あんまり間違えてほしくはないですね。。。(めぐ)
ラ・フランス収穫
いよいよ収穫です!今年は特に大玉!
ラ・フランスの収穫
いよいよラ・フランスの収穫が始まりました。
今年は実の張りがかなりよく、とても食べ応えがありそうな感じです(うちの圃場調べ)。
ラ・フランスは収穫後に「予冷」「追熟」という工程を経て食べ頃を迎えます。サクランボやブドウ、ブルーベリーなどは収穫時に「つまみ食い」の楽しみがあるんですけど、その面ではラ・フランスはちょっと残念ですね。
しっかり追熟させて、「とろっ」とした食感の美味しいラ・フランスを皆様にお届けしたいと思います。
ダーウィンが来た!
今日のNHK「ダーウィンが来た!」ご覧になりましたか?兵庫県豊岡市のコウノトリ再生プログラムについてでしたね。
昨年の「田んぼの生きもの調査全国シンポジウム」にて市長さんの講演を聞く機会があり、ある程度知ってはいたんですが、NHKが密着取材してこの枠で放送されるなんてすごいですね。(ちなみにこのシンポジウムでは当センターも活動報告をしました。しかも発表者はわたくし…)。
番組ではコウノトリの成長にスポットが当たっていたようですが、田んぼの生きものたちも彼らの貴重な餌さとして紹介されてましたね。私個人としては、いわゆる「ふゆみず田んぼ」で餌さとなる魚やカエルを増やしているということや、それに取り組む農家や行政についてもっと紹介して欲しかったんですけど、まあ仕方のないところでしょうか。
佐渡島のトキも同じような計画が進行中みたいですが、トキの自然界放鳥となればかなり世間の注目を集めるんでしょうね。こういった取組みが、より多くの人たちが環境を考える機会になってくれることを期待します。
そしていつの日か、私達の取り組みも世間の大きな注目を集めてみたいものです。コウノトリもトキもいないけど、頭使っていろいろ頑張んなくちゃなぁー。(隊長)
ダーウィンが来た!生きもの新伝説:コウノトリ 46年ぶりの巣立ち!
ダーウィンが来た!生きもの新伝説:取材ウラ日記:兵庫・豊岡市編
秋の雑草
名前もしらないこの草。8月中旬以降から目立ってきて、秋になると赤く紅葉?します。茎は堅く、なんだか木みたいな感じです。
稲に対して直接的な被害はないようですが、大量発生するとコンバインの刈り取り部に絡みつき、ときには刈れないこともあります。
他の人の田んぼではあまり見掛けないので、有機栽培、しかも失敗気味に疎植で寂し目の田んぼに出やすいみたいです。
赤くて恥ずかしいし、抜くのもたいへんだし、あんまり出てほしくないんですけどね…。(めぐ)
すっぱーい!
林檎の「紅玉」です。昔からある品種で、林檎の中では酸味が強い品種です。加工に向いているので、皆さんどうですか!?
水浴び
今年の秋は雨がとても少なく、田んぼは土が締まって作業はとても捗っています。
一方でアイガモを飼っている池は水が減り続けて困っています。今では500Lタンクで水を運んでつぎ足す始末、しかも1日2往復。。。
だけど彼らも水を待ちこがれているようで、水を足していると近寄ってきてバチャバチャ騒いでいます。ガーガーうるさいですけど、癒されるといえば癒されてる気もしますね。(めぐ)
交流田んぼの稲刈り終了!
今年生きもの調査をおこなった田んぼですが、ついに稲刈りまで終了しました。
この田んぼでは、みんなで花を植えたり、ビオトープで生きものたちを観察したり、抑草が上手くいかなかったり、生きもの調査に多くの方が参加してくれたり、ほんとにいろいろなことがありました。
毎日のように通った田んぼなんで、稲刈りが終わってなんだか寂しさすら感じるんですが、あとは美味しいお米に育っていることを願いたいと思います。
今年一年、私たちに多くのことを学ばせてくれた「交流田んぼ」。来年は主題である抑草をなんとか成功させ、「自然」・「生きものたち」・「有機栽培技術」が共存できるということを多くの方々に披露したいところです。(隊長)